東北から
国創りの息吹をいっぱいに感じ、東北の地にて活動させて頂いております。前回のボランティアミーティングにて日程をお聞きした時、仕事のスケジュールや仕込みを考えると行く事は無理かな〜と考えていましたが、どうしても動きたい気持ちで調整したり周りの協力も得られ、まずは仙台の作品展、講演会だけでも参加しようと、向かう事を決めた動きの始まりでした。
私の出会った高麗恵子さんの作品は数は多くはないのですが、どの作品も出会った瞬間で衝撃を受け震えた作品ばかりで、その場面はリアルに身の内にあります。仙台の会場で展示している時「家にばかり飾っていないで世に出してあげてよかったね」とみんなに言って頂き、本当にその通り感じています。数人の仲間とお掃除をし、展示し、街に出て案内する活動は喜びよりなありません。時間が経つごとに皆さんの作品も全体の空間もどんどん変化していき、詩書の文字が浮かび上がってきたりマーブリングが動いて見えたりで、内面を表現された高麗さんの作品は大変豊かで楽しく美しいと経験しました。仙台高麗屋さんでの「本音で生きて下さい」講演会にて、改めて自分がいだきに出会った時の事、皆で高麗さんに本音を表現した時の事が甦り、本音で生きる事が全体と繋がる事に今更にながらに感動しました。そして何より優先すべきは国創りの動きだと解り、全てのスケジュールを変更すると決めました。後日談となりますが、週末の予定の仕事は、台風の影響で延期になり、この度の石巻市での講演会まで全て終えてから戻っても間に合うという流れに変わりました。改めて本音で生きる事の凄さを感じます。
翌日の石巻の展示会も、多くを学ぶ経験です。みんなと動く時、その方の本音に触れ発見があります。また自分のクセや生き方も如実に現れます。こうして動く中で気がついていける事も喜びです。
近隣にチラシをお配りし案内に行くと、東日本大震災の時の津波がここまできた事を知らせる表示がところどころにあり、全く新しく建てられた建物の合間に震災の時のままであろう家、墓地や慰霊の石碑などもあり、手を合わせます。亡くなられた方々、今生きておられる方々に高麗恵子さん、いだきしん先生にあって頂きたい気持ちでチラシをお配りしました。
本日も朝から石巻での活動です。展示会場では、作品がまた違って目に映ります。人生においていだきのチラシを持ち、案内に歩いて行ける事ほどの喜びはないです。本日も「本音で生きて下さい」講演会宜しくお願い致します。