東京高麗屋さんにて
ビデオ講演会、高句麗伝説上映会をありがとうございます。
ビデオ講演会では、勝山館での歴史的な講演会が蘇るような経験でした。お話しを聞くたびに、理解が深まっていきます。ウラジオストックに近づいて行っているようです。真実はどのように現れて行くのでしょうか。
高句麗伝説上映会では、真を現し生きる時代が始まることを経験します。人類の危機とお聞きして、私が自分の身に起こることとわかれば、動きも変わります。わかるためには、人にいだき講座やコンサートをお伝えすることが一番です。その方々の話を聞くと、その状況をどうやって解決するのだろうか、因果関係の世界では見える先は落ちて行くだけで解決に向かう道はないと感じ、ここに新しい生き方がありますよ、とお伝えしますがピンと来ないようです。お伝えした方々の問題を聞くと、滅んでいく危機的状況だと感じます。私なら、絶望的で耐えられないと感じますが、その人たちはそれほどとは思わないようです。それがまさしく人類の危機なのでしょう。人類が終わる時には、どうせ私も死んでしまうと思えば、今伝えられるだけのことはお伝えしないといけないと感じます。高麗さんのビデオ講演会で、「どうせ死ぬんですよ」の言葉に自分も死ぬんだと目が覚めます。また、自分のことしか考えられない人が生き残ったとしても、人類は終わるとお聞きし、その通りと納得します。私自身、自分のことしか考えられないなら、生きてる意味もなく、生き延びる道を知っていれば少なくとも伝えるのが人間です。頭が賢くなり、生命の言葉をお伝えすることができれば、もっと役に立つと考えます。今までやったことがないのだから、練習が必要です。毎日、練習します。
高句麗伝説での、先生の演奏と高麗さんの言葉は、一音一音、一言一言が美しく世界を変えていかれるのだと感じます。毎日高句麗伝説がやれればとお話しになり、多くの人がわかる時が来ると感じます。
感受性を高めるために一般的には何をすれば良いのか、先生のコンサートを知らない人はどうしているんだろうか?と調べると、小林秀雄さんが「なるべく多くの芸術に触れる」と言っておられました。先生のピアノコンサートや高句麗伝説は次元の違う芸術です。空間や人の状態を即興演奏なさり、それを即興で言葉になさるのです。現す世界が大きくて頭では理解できないスケールです。1人でも多くの方に体感していただけるように、賢くなりたいです。今日も貴重な経験を、ありがとうございます。