東京の新たな空間
本日、東京の高麗屋さんのプレオープンに参加させて頂きました。
前日まで、台風による交通機関への影響が予想されることを理由にお店に行くつもりはありませんでしたが、一緒に行った方から強いお誘いを頂いたため、行くことを決心しました。ただし、当日もお店に入るまでは前日の気持ちを引きずっていました。
しかし、それも杞憂であることが直ぐにわかりました。
店内では、マーブリングカーテン、木質の壁材、鏡、橙色の照明などのきらびやかな内装に囲まれ、人々が愉しく談笑し働く姿を目にすることができました。また、高麗さんが直々に淹れてくださった珈琲や低糖質ティラミスを堪能するうちに、自身の頑なな気持ちが温もりに包まれた空間に次第に溶け込んで行くのを感じました。
高麗さんが書いてくださった詩と、お見立てを頂いた黒の輝きを放つネックレスからはからは、自身の存在と今後の課題を感じました。また、カフェの地下で拝見した五女山・丸都山城跡等のアルバムからは、かつて命ひとつに戦った高句麗の人々の暮らしに思いを馳せました。気づけば、とても心温まる愉しい時間を過ごしている自分が居ました。
今回の経験を通じて、日常生活の中で、本来の生命の働きから自身が乖離していく状態をハッキリと自覚しました。台風を理由に、このような要となる経験を逃していた可能性があったからです。それでも誘ってくださる方がいることに深く感謝をいたしました。
改めまして、東京で生まれ変わったカフェのプレオープン、おめでとうございます。そして、その新たな空間での愉しく温もりに溢れた経験をありがとうございました。