本音
ビデオ講演会で高麗さんの仰られた「本音は誰の生命も犠牲にしない。」とのお言葉に考える物がありました。昨日は小6の子が2日続けて鼻血を出し「ここに居るとどんどん心が黒くなる」と暗い表情で訴えてきました。ぎよっとして「嫌な事とか思った事を何でもいいから日記に書くといいよ、書いたらすっきりするよ。書き出すと気持ちの整理ができるよ。」と言うと「そうか…」と頷いていましたが、家庭に問題はあっても、早く家に返してあげたい気持ちで一杯になります。保護所の建物は閉鎖的で環境の大切さを実感します。そこに居る職員は「保護所の職員は、何もしてあげる事ができない。」と言い事実そうですが、共感はできると感じます。同じ話の繰り返しでも共感しそこから希望や未来を見い出せるよう、先生の仰られた話が蘇りました。心理士の方が「聞いてるだけです。子供が答えを見つけていくんです。」とわかってあげようという思いは傲慢なのだと感じました。要らない言葉もおせっかいであり共に在る生命の、繋がりの大切さを実感する経験でができました。子供が輝き生きていける社会の実現は急務です。連続してのコンサートの必要さを改めて実感し心新たにします。ありがとうございます。