KEIKO KOMA Webサロン

本音を表現すること。


どうして、表現することが必要なのか。自分の本音をわかるためだと、はじめてわかりました。ありがとうございます。

それでコンサートの都度変化してしまうのだと。嘘がつけなくなってしまうのだと気が付きます。

本音を表現することは、私にとってむずかしいことです。幼少期から本音を抑圧してきました。母は身体が弱く、怒らせるとヒステリックな人でした。父は九州男児で、何を考えているのかよくわかりませんでした。ふたりとも根は優しく、私を愛しているばかりに心配性でした。

心配をかけたときに悲しい顔をされるのが嫌で、ギリギリまで大丈夫なフリをするようになりました。病院に行きたくても言えずに、ひどくなってからやっと言うのでした。それでも大袈裟だと信じてもらえず、お願いして連れて行ってもらったこともあります。

我慢するのが当たり前だったので、いまでも本音を表現しようとするとすぐに泣いてしまいます。誰にも心配をかけたくなく、誰にも迷惑をかけたくないと感じます。大切な人にほど、悲しい顔をさせたくありません。

私の大切な人たちはみんな優しく、愛があり、そして心が繊細な方が多いのです。守ってあげるべき対象であり、負担をかけるなんてもってのほかと思ってきました。

でも本当は、愛されたかったのです。

貴重な場をありがとうございます。いだき先生、高麗さん、いだきのみなさまに感謝申し上げます。

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府中の森芸術劇場どりーむホールにて
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いだき京都事務所にて
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NPO高麗 迎賓館にて