本音のちから

先日は宮城県石巻市での「本音で生きてください」講演会開催を誠にありがとうございました。

以前震災後に一度訪れたときは体調が悪くなってしまい、一時自力で動けなくなったことがあり、石巻に足を踏み入れることは二度とないと思っていました。　

久々の石巻は悲しみと苦しみの声でいっぱいでしたが、高麗さんに石巻を訪れていただき、あらゆる存在が救済を求めているこの地で講演会に参加させていただけたことはまさに奇跡です。

生命のはたらきをとりもどすこと、生命の本音がわかれば本来の自分のままに人生を歩めること、講演会での高麗さんのお話は東北復興にむけてのこれよりない要であり希望です。

そして、受講生の皆さんと一緒に過ごせる時間は魂が喜んでいることを実感しています。阿弖流為さんがどんな方であったのかを受講生の方々と共有できたとき、岩手出身の身として、東北出身の身としての誇りを感じました。

差別することなく、上下で分けることなく命そのままに交流できる経験により、私の中で起きていた分裂や亀裂が修復されているのを感じます。

夫も先日の仙台講演会に参加させていただき、翌日夫の本音が涙とともに空間に響き、その本音を互いに分かち合うという経験をしました。身体から何かが湧き起こり、損得なしに行動するちからが生まれ、行動できない辛い日々が続いていましたが、一気に何かを取り戻しました。
夫の本音が私にちからを与えてくれました。

そして、御礼が遅くなり大変恐れ入りますが、5/24のコンサートに参加させていただき誠にありがとうございました。

第二部がはじまってから、目を閉じていると何度か鬼の顔のようなものがちらつきました。表向きいい顔をつくっている反面、裏ではわるい顔をしていたのです。下顎が左右に動いてカチカチと鳴り、ずっと顎にへばりついていた何かが解放されたのを感じました。

改めて、内面が曇っていると曇った現実が目の前で起こっていることを学んでおります。本来の光をとりもどし、いのちのままに生きる人生へと舵をきります。

本音の奇跡、経験を誠にありがとうございます。