本来性の強さ
応用コースとビデオ講演会をありがとうございます。
京都事務所でコーヒーを頂く度に助けていただき、迎賓館での体感のように澄んで、重たさ、気持ちの悪さは整っていきました。日本人特有とお聞きした物を集めて大事にし鑑賞するという事が苦手です。迎賓館で澄み渡ったいのちの愛を経験させて頂くと、何かに動かされている人はもちろん、日本的であったとしても生まれつきかかったようにして有る感覚は気持ちが悪く果てしない重みを感じます。日本で物が重視され物は良く鑑賞しても、本質は見えていない事が明らかです。
日本人とはと改めてお聞きすると、歴史あるどんよりした空気の中でもののけがかかったまま生きていては本来の感性や本来の愛と程遠くなってしまう事が分かりました。世の中が物優先の作り物と分かれば分かる程に、別次元の自由な空間でしか生きられなくなっています。
次の瞬間には違う物に向かっている心で物を集めて大事にする事が出来ない自分に気付くと、高麗さんの染められた衣類だけはいつの自分にも合って一緒に歩んで下さることに、物でも商品でもないということが改めて納得できます。いだきしん先生のピアノは楽譜がなく、コンサートという範疇も超えて命より物が大事な精神という在り方からどんどん自由にしていただいています。宣戦布告し完全に引き剥がして下さるいまは日本人の在り方の変わり目であり闘いと理解します。
この世を超えた作品や、ビデオ講演会、詩の言葉、明るさ、美しさを示して下さり有難うございます。
日本人の謎めいた部分が真正面から解体されていくようで、意識も感性も変化し続ける機会を頂いています。何十層にも深い意味のある講座を良く理解していきます。
有難うございます。