本当の気持ち

冒頭のパイプオルガンの演奏に全身清められ、背筋が伸び胸の内が開きました。続く大太鼓の響きは胸を打ち、高麗恵子さんの高句麗伝説の即興詩をお聴きしながら、この場に居合わすことが出来た喜び、幸せと共に、生命の根底には「共に」と望む自分の気持ちがあることに気付き、涙がポロポロ流れ落ちます。愚図であり馬鹿であり、あまりに至らない自分であることを自覚しながらも、本当の自分の気持ちに触れる機会を、誠にありがとうございました。

緊張し硬くなっていた身体もほぐれてゆきました。

フラメンコギターの演奏には胸動き、シリアの即興詩は胸の奥から熱くなり、魂の美を体感させて頂きました。

高句麗建国が愛の実現であられたことに深く感じ入り、天を地上に実現する精神を貫き、永遠の生を生きた、高句麗の王様、軍団、民の人々の美しい生に深く感動いたしました。

あっという間のコンサートでした。

これからを生きる指針を体感させて頂き、誠にありがとうございました。

魂の表現を、もっと深く考えてゆきます。