KEIKO KOMA Webサロン

未知へのプロセスはジェットコースターのよう



妖精のことはファンタジーのこととしてしか知りませんでした。神話のなかから飛び出して、今はディズニーの物語などでお馴染みの妖精。神のつかいや、人間にわるさもする妖精など、架空の存在としてしかわからない妖精でしたが、メッセージに心躍り、流行る心を待ちながら演奏をお聴きしました。ある一瞬、胸が震える体感がありましたが、瞑っていた目を開けて、ひとりの世界のなかでわかろう、わかりたいとしている状態のおかしさに気づき、目を開いたとき、全体と一つでなければ妖精はみえないことをパイプオルガンに現れた光が教えてくれるように光は光りとなりみえました。妖精は人間と共に長い歴史の中にあり、迫害を受けた歴史があること。この世で、知らない、わからないことの方が多いこと、メッセージと演奏から何も知らないまま生きてきたと知り、わからないことがまだまだたくさんあることは、これから未知の世界を知っていけるというときめきにも似た希望が湧いてきます。
2部も鈍い状態でしかなく、また振り出しに戻ってしまったと感じてしまいましたが、先生は最後までひとりも見捨てないというほどの愛をアンコールでも演奏してくださいました。それまでの自分に対しての不甲斐なさは一気に溶けていきました。毎回がジェットコースターに乗っているようなアップダウンがありますが、この一大事の6月に集中できることに感謝いたします。
今日も府中のコンサートをありがとうございました。

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再考
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六本木 高麗恵子ギャラリーにて
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盛岡より