未知なる未来へ
4月1日、仙台市内に入るとバスの中から広瀬川が見え生命の内に流れる水の音が聴こえます。生命とひとつになっている水の流れです。活動で身を運ぶと人間として生きる‘原点’を問い、どう生きるのかを見出していく仙台の地です。仙台には行こうと決めていましたが、仕事での定例の金曜の会議が偶然無くなり、前倒しで多賀城の講演会からの参加叶いました。
繁華街の交差点でチラシ配布をしていると光輝く存在を感じ、振り向くと高麗さんの御姿がありました。本当に突如、世界の大スターがその場に現れたような衝撃で嬉しいやら驚きやらで思わず動物のような鳴き声をあげてしまいました。チラシを受け取る方々で作品展に身を運ばれる方は、「ちょうど来月仕事を辞めるので人生の転機でこれからどうしようかと思っていたの」という方、「(今ある環境に)もう見切りをつけてこれからどうにかしたいわ」と先に向かおうとされている方々で、会場に立ち寄っていかれ、コンサートに興味を持たれておられました。言葉を交わすとご自身で未来を模索しているのが伝わります。シリウスビルのクリニックに毎月通われている方やご縁の繋がる方もいらっしゃいます。みんなでのチラシまきはシフトも決めていないのに、自然とやる人がその場に表れて自然と動きをつくっていく流れがあります。ひとりで配布するより1人、2人、3人…と共に動くことで受け取りも伝わるエネルギーも強くなります。作品展の会場はこの世のものではない存在で、天と地を繋ぐ柱がそびえたっているようです。精神の柱があれば人は生きていけると感じました。高麗さんがビデオ講演会でもおっしゃっておられましたが、東北から世界を変える何かはじまる気配を感じます。とても未来を感じるのです。
多賀城市での「本音で生きて下さい」講演会では、どんどん頭が冴えてきて、歴史が解放されていかれるようなかつてない出会いと発見が裡にありました。しゃくやくの会の方のお話から、おひとりおひとりといだきとの出会いについて伺うのはとても面白く、正直に伝えることをしていきたいと感じました。翌日の「コーヒービジネスの成り立ち」では、今の世界状況をふまえて既存の経済システムのことから、アントレプレヌールサロンでの金融のお話を経てのお話で、NPO高麗の活動の原点とコーヒーのはじまりのお話を伺ううち、小さく考えていた思考の枠が崩れ、大きな展開が未来から示されるように見えてくるのです。これから起こすべきアクションが見えてきました。幾度か参加したことのある「コーヒービジネスの成り立ち」のお話ですが、その時、その状況下で今とこれからを考えていく大変貴重な機会と受けとめました。仙台高麗屋さんでの「本音で生きて下さい」講演会では、今とこれからのことがより鮮明にやることが見えて参ります。ビデオ講演会を聴かせて戴くうち、活動する喜びが生命いっぱいに広がってまいります。未来を創っていきます。高麗さん中心に皆で動いていけることはとても楽しく、とても幸せです。本日もチケット売りの活動をしてまいります。ありがとうございます。