未知なる宇宙への手紙
湿った地 奇妙で悲しい人間 へんなにおいの香水 一掃されるとようやく天からの風が吹き、大地の本来の美しさが目覚めます。うららかな風が花びらとともに舞う春、夏は活気に満ち、秋の実りは、とうもろこしや稲穂が豊かです。私の地元は冬になるととても寒くて雪深いです。人々は内側に熱い優しさを持っています。吹雪が激しいです。
地球は広いです。春だけのところ、夏だけのところ、秋だけのところ、冬だけのところ、それぞれが組み合わされた地域、雨の多いところ、晴れの多いところ、雪の降るところ、降らないところ、いろいろあります。私の住む日本は、私が生まれてからと生まれる前のしばらくは、春と夏と秋と冬が均等に訪れましたが、最近は夏が暑いです。基本的にはいまも4つの季節があります。
銀色の雲の隙間から金色の光が差し込み、怒る神様。不思議と、ちっぽけな恐怖感はなく、ただ自然の猛威を感じ姿勢を正す。
私と、私よりも年上の、家系の人がこれまで生きてきた大切な場所。2020年の現在は、人の営みを背負って暗くなってしまったところもあるんですが、そこに、そのまま、光が降り注がれていくことを感じました。人の内面にある優しい気持ちや、元気な活力、だれもそのままでは生きていけなかったです。亡くなった血筋の者はどうしているかわからないですが、いだきしん先生のところへ行ってねと伝えました。
帰るとき 知っているカップルがいて、「いよーう、おふたりさん」とうしろから声をかけたくなりましたが、いだきしん先生のコンサートをなめていると受け取られたら双方のためにならないのでそうせずにおきました。帰り道は道を間違えて井の頭公園の方を回りました。森と街並みに見えたこれからの希望は、懐かしいのに新しく、きれいな宝石のようです。