未来
ヘルパーで訪問し、食事の用意をした後、矢も楯もたまらず京都八坂にとんぼ返り。グジコーヒーは着く時間と聞いていたけれどまだついていません。送ってもらうようにし、米粉でできた食パンなどを頂いてすぐに店を出、夕方の老健の仕事には少し遅れましたが行くことができました。電車の中でも気持ちは走っています。八坂まで片道2時間半ほどの道のりを向かったものは何だったのでしょうか。何が矢も楯もたまらなかったのでしょうか。
老健では職員も皆懸命で、優しい。しかし人生の最後の時を自分だけでなく集団で過ごすことに違和しているのでしょう。いわゆる認知症と呼ばれている方がたでもそれぞれの人生があり、その人生で気になって仕方ない解決していない思いがあって不安定になられます。他人ごとではありません。薬だけでは決して解決できないことを死ぬまでに何とかしたいという思いが痛いほど響いてきます。昨日も亡くなられた方のお見送りをしました。人間の肉体はあっけないもの、魂と考えたらどうなのか。
いだきに出会えて世界を変えていく動きを知っている私には生きている以上、まだまだ変えなければならないことがあります。時間は本当に伸びたり縮んだりしています。選択肢は膨大にありどの道を進もうと自分次第。
悪い固定観念を捨てます。ありがとうございます。
西川 久美子