未来はいだき
平成最後の日は、先生のコンサートで終わり、素晴らしい未来が開かれました。コンサート開演15分前に5月14日の「高句麗伝説」コンサートも完売となり、大変ありがとうございます。残り20枚から始まりとても感動的な最後の一枚が手元から離れてくれました。周りにいた人と思わず拍手し、感動し合いました。そして迎えたコンサートです。4月15日に続き「passion」というメッセージを大変ありがとうございます。先生のメッセージにもありましたように、この間様々な場面でpassionについてお話し頂きました。4月15日はイエス キリストの受難で胸がいっぱいでした。生命懸けることをわかりました。今日は、瞬発的に燃えて消えていくpassionではなく、継続していくpassionを経験しました。生命の内はパッションだらけとなりました。そして湧き上がるエネルギーを留めたり、ブレーキをかける頭のはたらきも自覚でき、消えていきました。頭までpassionとなり、とても感動にあふれる第1部でした。
第2部は「世界を動かす」です。未来からの要請によりこの言葉になることを受け止めました。未来からの要請をキャッチして下さいとの先生のメッセージを心に聴かせて戴きました。最初は頭の中でイメージする未来がありました。違うことはすぐにわかり、ずっと先生の演奏をお聴きしていると人間であることに立ち戻り、生命の内は涙あふれる感動に震えていました。出自、学歴、経歴、外見的なことにより、人を評価したり、差別する人間のあり方は、真に悲しいと感じます。作られた階層は崩壊し、一人一人の人間の生命豊かに輝く世界こそが私が望む平和な世界です。未来からの要請は世界がいだきになることでした。先生が見出された人間とは何か、その答えを生きる人生。そして未来は世界がいだきとなると見え、感動に震えます。いつも先生の演奏をお聴きすると血が通う人間であることを取り戻します。全ての人の生命とつながり、全ての生命ある存在とつながり、いのち一つで生きることを命で経験します。愛を経験します。未来はいだきと経験でき、最高に喜びあふれ、幸せを感じました。アンコールの最後には血のつながりよりも深いつながりで生きていくこれからの人生に心馳せ、未来へ未来へと向かい胸が開きます。ロシア語で「同胞」の意味が「血のつながりより深いつながり」と聞いたことが蘇りました。世界中の人と血のつながりよりも深いつながりで生きるこれからの人生です。
先生のピアノの音は、一部も二部も聞いたことがない音質、音色、響きでありました。何もかも変わったのだということを先生の音からわかります。新しい時代を生きていくスタートとなり心より感謝申し上げます。
今仙台に向かっています。明日、午後1時より仙台「高麗屋」にてお待ち申し上げます。
ありがとうございます。