書の威力
今朝は、すくっとそこに立つ真っ白な富士山がことのほか美しく輝いていました。神社の小鳥たちは歓声をあげてよろこびを伝えてくれました。
戻る途中ランドセルを背負った小学生や、友達同士で歩く中学生の女の子、寒いのに半袖の男の子、制服姿の中学生の男の子など大勢とすれ違います。痛ましい事件があったこともあり、このような平和な風景がいとも簡単に壊される現実を思いしり、皆どうぞご無事に、行ってらっしゃいと心の中で祈りました。行ってらっしゃいは、いのりの言葉だと気がつきました。直接守ることはできませんが、油断なく注意して見守る目も大事だと感じました。
ニュースを見ると、ガザでは亡くなられた方が、4万5千人を超えたとあり、半数以上が女性と子供だと伝えています。戦わずに解決した歴史はないと昨日見せて頂いた映像の中で先生がおっしゃっていた言葉を思い出します。誰が始めたのか、亡くなられた方々が始めたわけではなく、痛み感じぬ人たちが始めた戦争。なんとかしなければと考える人たちが世界中にはたくさんいる。そうした個々の人たちとつながることができればと思います。
皆さんの書き込みをよませて頂くと、偶然とは思えぬ時の威力の高麗さんの書との出会いが、これからの指針であり、エネルギーであることが伝わってきます。私もそうです。しゅんとした気持ちも書を開くと奮い立ちます。負けてはならぬ、働きかけてくださる存在を感じます。なんともすごいはたらきであると感謝いたします。
今日もありがとうございます。
後藤美香