暫く嫌がっていた応用コースが。
ここしばらく応用コースは聴くのを嫌がっていました。が、空っぽになるから学ぶことが辛くなるとお話の途中にもありましたが、今迄学校の授業と同じように考えていたことがわかりました。調べずにとどまって他人をあてにして、学んだことのなかでこうすればよいという道筋を自ら立てる目処がなかったから苦痛だったのでしょうか。
とくに「疎外」の話は難しく感じていて活かしどころもよくわからなかったので、聞いていて苦しいことこの上なかったのですが、今回よくよく傾聴してみると、今の自分にぴたりと必要なことなのではないかと考えずにはいられませんでした。
結論から言うと、何かしら物事を進める際ある程度満足できるレベルになると、体の感覚がその時点以上に増えたり豊かになるとは考えない、悦びがそれ以上膨らまず、物事もそれに伴い頓挫する。
そうした頭の使い方をしていたのではないかと考えました。
もしかしたら言葉をそれ以上進化させないこととも関係があるのかもしれません。
これについては興味深い本を見つけたので(「一週間で脳から生まれ変わる技術」)、こうした書物を参考にしながら解決を計ろうと考えています。
まあ、Θ波が解決法の一つとして書かれているので、引き続き先生のコンサートを聴くことに変わりはないのですが。。。ただ、聴くときの意識に変化を持たせられるのでまた悦びも深く感じられるかもしれない、と期待して。
また、自ら料理をすることや音楽を奏でることも可能性としてあげられるので、こちらも良質な睡眠をとるためとともに、どうやったらより美味しく心地よく作る、演奏できるかを創意工夫してやっていこうと考えています。
こうやって学んだことを基に、自分で自分の人生の道筋を計画してゆくのは今までにない経験でワクワクしますね。
こうした実践も応用コースの醍醐味かもしれません。
より深い悦びとそれを共有できるよう。
改めてありがとうございました。
また書きます。余談ですが、先日コンサートを紹介した男性が、自分が空っぽだと自覚するのが嫌だから今は行きたくない。そんなことを言っていました。今日の話とリンクしますね。
中川秀之