時
頭の中に終わりゆく因子を見てからは頭は逆に見て来たことに気づくことばかりでした。何故と考えると存在を否定する為と行き着いていたところで、「存在論」を経験させていただき、混線していた回路がほぐれるように整理でき、とても爽やかです。今日も存在論の前に開催しましたビデオ講演会でお話させていただいていたのですが、真逆な意識となる時は自分の存在を恨んでいる時なのです。恨むこと自体が真逆であるのです。存在論にてデカルトが間違いであるとお聞きでき、「我思う、故に我在り」ではなく「我在り、故に我思う」であるとは深く納得することであります。自分が何者かもわからない小学生に英語を習わせることを例えにお話下さいましたが、人に教えてもらったり、習って覚えたことは存在を排除していくとも今となればそのままわかります。男、女、どこの家に生まれたか、どんな親から生まれたか、代々受け継がれた来た歴史までも含め存在了解し。。。現存在ではない存在を了解し生まれ、生きるのです。いだき講座ではこのことを整理してくださり、母の胎内に発生した瞬間の光を取り戻します。現存在とし生きる人生を生きていけるのです。光は、意識も観察も対象もないとは改めて、ここまで見出された先生の見事さに感服します。いだき講座を受けた人は、ハイデガーがおっしゃる「存在開示」が左か右かということではなく四方八方とお聞きし、目に見えるようにわかり、その瞬間苦笑しました。なぜかというと、頭の中にみた終わりゆく因子の意識は四方八方、ふさがっていたからです。逆に捉えていたから四方八方開かれていることが塞がれているように感じ、限界にある苦しみで叫ぶよりない状態であったとわかり、笑うよりありませんでした。いつもは本音で生きていますので、幸運に恵まれ、豊かな人生を生きていますが、時折、何かの折にこの終わりゆく頭で思い始めると、逆に捉えていく自分の頭のおかしさに苦しみ、原因を考えるのです。子供の頃からそうだったというところで終わってしまうのです。自分の存在を恨み、引っ込んでいないといけないと思い込むのです。いよいよ解決しないと生きていけない時が来ました。いつも変なことが起こると、原因は真の自分を表し切らずに引っ込んだり隠している故に招いたことと自分では答えを出して来ました。引っ込んだり隠していると曇りに見えたり、闇と見えます。闇は闇を引き寄せ、辛い思いをしてしまいます。内面を鏡のように美しく生きるよりないとは甚くわかることであります。
数日前に比叡山から東京へと変える道中、先生は世界を変える為に必要なことなら、なんでも勉強し、わかるまでやるとおっしゃいました。私はその時、理数系の勉強はできないので、私には無理と思ってしまいました。世界に真に必要なら苦手なこともできるのかと先生の表現に驚き、自分はできないので、能力がないことを悲しく感じてしまいました。今日のお話をお聞きし、意識が逆だからということがよくわかりました。
存在論の後に、ふと数学はできないとお話したことから先生がおっしゃたことに原因が見えました。「高句麗の人がどうしちゃったのかね。なんでもできる人達なのに。。。」とお聞きし、目が覚めました。なんでもできると思っていた子供の頃を思い出しました。できないと思い始めたのはそのように教えられたからです。できると思うことは人間とし傲慢であり、控え目にしていることが人間とし良いことといつしか染み込んでいました。なんでもできると疑うこともなく生きていた子供の頃の頭に黒い壁がかかっている図形まで見え、黒い壁がなくなってくれたのです。存在論にて霧が晴れてくれたらいいけれど。。。と先生がおっしゃった通りに頭にかかっていた黒い壁が取れました。私はいつも子供の頃に先生にお会いしたかったと言ってしまいます。私はやればなんでもできると言っていました。勉強は容易いこととよく言っていたので、やれることが当たり前と考えていたのです。やる意味がわからずにはやる気が起きずに苦しかったのです。先生にお会いしていたら、なんでもできたという気持ちはいつもあります。今やれば良いだけです。先日の講座で頭が悪い子供はいないとお聞きし、希望の光が見え、喜びを感じました。確かにやれないことなど考えたことはありませんでした。自分を隠すことが生命守ることと染み付き、先生にお会いでき、運命解放され、過去はなくなったにも関わらず、癖のように染み付いていると自覚しつつも完全に抜け切らずに来ましたことが今日をもって抜け出せます。続いて明日のジェンダー、明後日のアントレプレヌールサロンでも現存在をベースにお話くださることのこと、大変ありがたいです。全て変えていく時とわかります。
毎日、催しを開催予定の会場から電話がかかって来ます。中止にするか否かの打診から、使用禁止となった場合の返金についてですが、私は3月31日の岩手県のコンサートは何があっても開催したいと願っています。故に、今動かねば、後手に回ると見えることを実行し、コンサートの動員活動に集中します。スタッフと共同で取り組み、毎日、お手紙をたくさん書くことを始めました。あらゆる方法で、皆で動いていきたいと願います。今の動きがモスクワまでつながっていると見えているのです。世界の要であるモスクワでのコンサートが無事に開催できますように、全てのコンサートは万全に備え、やり遂げる気持ちでいます。今日お話いただきました光のままに動くことがコンサートへの備えと考えます。ありがとうございます。