KEIKO KOMA Webサロン

時満ちて


昨夜の京都コンサートをまことにありがとうございました。

先生は早めに会場入りされ一回目の調律が終わったピアノですぐにリハーサルを始められました。そのあとすぐに二回目の調律です。調律がすむと二回目のリハーサルに向かわれます。昨日もリハーサルと調律を何度も何度も繰り返されました。先生が表現しようとしていることをあらわせる音をさがし私達の体に響く音が鳴ってくるまで、開演時間がせまるなかでさらにもう一度リハーサルされました。並行してパイプオルガンのリハーサルもされました。もうコンサートははじまっているかの荘厳な音です。ピアノ調律をしていただいているあいだに先生は開演メッセージの作成もされます。「今日やることは決まっているけど言葉で何と表現しようか。言葉で表現できないからピアノを弾いているのに。」と、いつもおっしゃりながら、あるとき異次元から言葉が降ってくるようにメッセージを紡がれます。

素晴らしいコンサートの経験をありがとうございました。ふつふつと体から溢れる「ちから」が空間に満ちる光ととけあいます。雪崩れを打って時が動きだす、時満ちて、世界が歓喜してこの演奏を迎える時を感じました。おびやかしの神ではない、ただただ、ぬくもりを満ちた存在にいだかれました。先生そのものの存在あらわれた空間とも感じました。

幻のゴグリョカフェでは、母が未来に向かえる詩を高麗さんに詠んでいただき書をいただきました。二階の展示空間にもとても感動していました。
先生、高麗さん、素晴らしい一日をありがとうございました。

今日もどうぞよろしくお願いいたします。堤 康晴
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結工房にて
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迎賓館にて
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愛のしほり 第5弾