KEIKO KOMA Webサロン

昨夜から今朝にかけて


昨日の応用コースでは、冒頭から亡き父のことを思い出し考えていました。足が思うように動かず、少し認知症になった父は、母にとって毎日の入浴は重労働だという事もあり、デイサービスを頼みましたが、一度も入ることはありませんでした。私が父に「なぜ入らないの」と聞くと「家に風呂があるのに、なぜ昼間にあそこで入る必要があるのか」と、逆に問われたのです。答えに困り、母が大変な事をそのまま伝えると、目を閉じて「その事はママと相談するんだな」と惚けるので、思わず母も私も笑ってしまい、それ以降は何も言いませんでした。それから1ヶ月後に、父は亡くなりました。最期まで家のお風呂に入り続けた父は、やはり家のお風呂が1番だったと分かります。目先の事ばかりに捉われ、気持ちに余裕が無くなり相手の事を考えずに押しつけるのは、未だにあると思いが過ります。対象として見ているから、厄介だと思い困るのだと気づく時間です。更に、講座が終わった後に今の自分の状態がよく分かりました。既に決めているのに、ぐずぐず確認したり、悩んだりして余計な事で無駄な時間を使っているのです。昨夜も京都コンサートと迎賓館コンサートに行くと決めながら、旅行会社を検索しながら無駄な時間が過ぎ去りました。終いには生欠伸が止まらず、思考停止となる自分の有り様でした。これでは、時間がいくらあっても何も出来ずに、溜まる一方です。変化の激しい世の中について行くどころか、既に決まっているいだきのスケジュールにすら追いつかないと愕然とした昨夜でした。

今朝も、抜けるような青空の朝を迎えました。薔薇が光と影に映し出され、美しく風に揺れています。自然には、無駄な時間などなく、命ある限り咲き続けることに、自分がぐだぐだしている事が恥ずかしくなりました。自分を誤魔化せない今、浮き彫りになる事から新たに始めます。先ずはぐだぐだをやめます。

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えりかちゃんのマーブリングです