春風に誘われて
朝用事を済ませ帰りに川の畔を歩いて水鳥の幸せな光景を眺めていますと、世田谷区からのアナウンスが突然幸せな空間を壊すかのように流れてきます。水鳥たちもアナウンスの大きな声に驚いて方向を変え泳いでいきます。防災訓練のアナウンスです。一分で身を守る行動をして下さい、と言っています。なんだろう、今日はなんの日だろうと家に帰り高麗さんからのメールを見ますと、アナウンスをお聞きした頃に届いており、今日は東京大空襲の日であったことを知り驚きます。そして、YouTubeで東京大空襲を経験し生き延びた遺族の動画を見ました。同じ家族であっても、逃げた道によって亡くなる運命になった人、違う道に逃げ生き延びた人に分かれる結果になり、生き延びた人も未だに悲しみを背負いながら、あのとき、こうせずに、ああすればよかったなどと悔やんでおられます。生き死にの分かれる運命となった原因は、何だろうとやはりここでも考えます。運命などに翻弄されずに運命があろうとも、みんなが生き延びていける世界を作ることができればいいな、と感じます。明日は東北大震災のあった日です。日本は少子化問題が目の前にはだかり長い射程距離での解決の道は見えていません。子どもだけではなく人類の生きる環境が人災によってこれ以上破壊されることなく、どうしたら良くなっていくか、を地球全体で考えざるを得ません。場は違えども、手元に過去にお電話をさせていただいたリストがありますので、其々の方々に明日のコンサートのご案内をして参ります。コンサートで愛のエネルギーが世界に伝搬していかことが希望です。多くの方々が世界の平和のために、ご参加されますことを願います。ありがとうございます。