春の鳥

感受性の良い方々が、どれほど御辛いことでしょうかと向かった府中でした。常に自分がやるべきことは、を考え行動します。

いだきしん先生のコンサートで高麗様にお迎えいただきました。一瞬で心が華やぎ、思わず笑顔になります。ご挨拶させていただきウイーンホールへ入ろうとしたものの、無意識に振り返り戻っていました。あまりに御美しい出立ちに鳥肌が立ち、感動したのです。世界中の事を御身に受けられ、お具合はけして良いわけではないとお察しいたしますが、微塵も見せず、只々凛と美しく存在あらわしおられる御姿に感動します。やはりもっと何が出来るかと考えます。御姿から、この日のコンサートが途轍もないコンサートであることを予感し、身も心も引き締まり着席させていただきました。

初めて知る言葉があることがとてもうれしいです。メッセージ通りのことを経験させていただけますIDAKIコンサートはその日だけの事ではなく、追体験まで可能です。その経験が日々深まることにも感謝します。
只々先生と、音と、全体とひとつに居ることだけに集中します。要のコンサートであることは明らかで、ジェンダーの諸問題が解決される兆しをからだでわかります。音とも光とも、風とも水とも何とも言えない初めての流れが通る時、幸せとよろこびで涙が溢れます。なんと繊細な、なんとダイナミックな、なんと美しいエネルギーと通り道でしょうか。私は此の場と流れでずっと生きていきたいと切望しました。

第二部のメッセージ冒頭では思わず「はい」と苦笑しておりました。時間と共に落ちてしまう愛はもはや愛ではありません。毎回、愛を経験させていただくコンサートですが、これが愛ですという「愛」はないことを、コンサートの連続経験、プロセスでもわかるのです。愛が深まり、愛に生き、愛に守られ伝搬する愛を発信できる人生であれば本望です。この日の経験もかけがえのない事となりました。

高麗様の文章を読ませていただき、メッセージをお聞きし、真の希望を持てます。世界への伝搬力が高まり、必ず日本からのこの動き、活動が世界の人々の生命へと通じていると確信します。

コンサート会場へは超真剣に伺っています。立っているだけでチケットが売れるようになり、次世代が生きれる社会、世界を創っていきたいからです。はじまる前に聞こえてくる会話や態度に閉口する傲慢な自分に氣がつきました。「ありとあらゆる生命」と繋がるいのちであること、みんなまあるくひとつを経験させていただいた賜物だと考えます。

自分がやるべきことを考え行動する、この古いプロセスともお別れし、全体の流れ美しく働こうという新たなる意志生まれています。早朝、窓を開けると一番に「春の鳥」が美しく豊かな鳴き声で、未来を祝福してくれていました。いだきは大自然が応援団です。

いだきで生きる素晴らしいことを体現し、発信させていただけます尊い恵みに感謝申し上げます。

最高のコンサートを真にありがとうございました。