春の雪
桜の花が咲き開く時を待つ春の温かさは一変し、雪が降るほどの寒い一日となりました。空から降る雪の光景は、ただ冬の寒さの中に降る雪とは違い、春を待つ心の温もりに溶け込むような、優しく儚い美しさを見ているように感じました。日々、人々の不安が募ることを感じますが、たとえ社会がどのような状況にあっても、胸の内には忘れえぬ温もりが確実にあります。いだきに出会い、育まれた愛の温もりは、生きる力です。混沌とした状況にあるからこそ、講座やコンサートの経験が必要であることを、より実感します。人と人の温もり、ただそれだけで生きていけるとは、高麗さんが表現してくださる高句麗人の生き方であることとも感じます。今こそ、いだきの真価を発揮していく時と心にしています。いつも共にいてくださる先生、高麗さん、誠にありがとうございます。