春の嵐とともに

春の雨と風強い日、いだき始まりの日のコンサートに無事に参加させて頂きありがとうございます。風雨だけでなく何かが吹き荒れているようでもあり、禊のようでもありました。
大事な日に、これまでの人生から新たなはじまりを心に伺いました。
演奏が始まると何か鬩ぎ合うようであり、頭の中の芯、身体の芯まであったものが揺り動かされてとけていくようでした。いろんなものが浮かんでは消え、姿勢を正し音に集中するのに必死でした。
空間が澄んでいき　ある時蕾がひらき光がこぼれるような音、すべてを一掃していく風そのものの演奏に、これまでの過去も枠もなく別次元で生きることより生きれないと感じます。まさに全くあらたなはじまりの春のひかりです。

高麗美人しること３月の薬膳茶を母と頂き、身にしみて美味しかったです。
心身丸ごと大きく変わる尊い機会に、深く感謝します。
先生、高麗さん、ありがとうございます。
天田敬子