星
久しぶりに晴れやかに目覚めることができ、晴れやかな一日が始まりました。「疎外」ということがわかれば人生において遭遇する苦悩の原因が全て紐解けます。昨夜からずっと様々なことが紐とかれ、爽快です。天性を活かし世界の為に役立つのはこれからと深くわかり、感謝ばかりがこみ上げます。年齢を考えると随分時間がかかったと考えますが、本来であれば生きているうちにわかるようなことではないことを山ほど経験させていただいた人生であり、歴史の清算をさせていただいたと考えています。そしてこれからの新しい人生まで生きていけるとは本当に夢のまた夢と感じ、ありがたい気持ちよりありません。
会場に着くと先生から素晴らしいことをお聞きしました。先生のお誕生日のお祝いにいただいたピアノの椅子のことです。その椅子に座ると、ピアノの音が合わないとのことです。比喩でいうなら、聖なる椅子に対してピアノは俗な音が出るとの表現でその合わない様子がよくわかります。調律師さんが何度も調律し、合うようになったとのことです。素晴らしいことです。故に今日のピアノの音は今までとは違うので、よく聴いてくださいとのことでした。大変楽しみでした。調律師さんともお話させていただき、さらに楽しみになりました。風のホールのピアノはニューヨークスタインウエイで艶なしですので、とっても良いピアノとは以前からもお聞きしていましたが、調律師さんからも改めてお聞きし、とても嬉しくなりました。メッセージにはさらに驚き、畏れ多いばかりです。
第一部「天之御中主」
「天地開闢のおり、それ以前は世界は混沌としていました。突然天空に浮かぶ高天原に「天之御中主」という神があらわれ、あらわれたとおもったら、すぐに身を隠してしまわれました。独神です。男神、女神の両方を兼ね備えた神です。宇宙の中心にあり。。。さて、今の働きはどのようでしょう。」
確かに音の世界がまるで違うピアノの音にお腹の奥深くまで感じていかないときちんと聴けないことを瞬時に感じ、中心を感じ、しっかりと聴かせていただきました。現れた神は変幻自在にあらゆる生き物、存在と交流し、融合し、姿を変え、現れを変えます。美しいと言ったら、これほど美しいお姿、光景はありません。魅せられます。ある時、海の神が現れました。美しい女神でした。地球の神も現れました。宇宙の神も現れました。宇宙の神もおられることに驚きました。変幻自在になれるのは宇宙の中心である故にそうあれることを私の生命でも感じることができ、私の生命も宇宙の中心であることを体感しました。すると、どう感じても宇宙を見ているような感覚となるのです。宇宙を見るとは宇宙の外に居るから見れるのだと考えると、楽しくてなりません。幻想にしてもこのような体験はそうそうできることではありませんので、続きはどうなるかとピアノの音から感じ、見える世界に胸がときめき、予想もつかないドラマの展開を追いかけるように次は何が見えるのかとドキドキし、心はワクワクするばかりです。宇宙の外と感じるのは、宇宙の生まれる3段階前の世界と繋がったからと受け止めていました。宇宙の外から見ていると、宇宙の生まれる3段階前の世界につながる人、繋がらずに中心がないが故に彷徨い、行き場がなくなり、自然と落ちていく人。。。様々です。宇宙の生まれる3段階前の世界に通じる人が増えると、そのエネルギーは新しい宇宙も創れると見え、夢でも嘘でも面白いと驚喜し次の展開を心待ちにしました。宇宙の中心にあれば、新しい宇宙を創ろうが、今までの宇宙に留まろうが、どちらでもよく大差はないと見えるのです。大差はないのですか、と空間に問うと同時に答えはわかりました。宇宙の中心である生命であれば、宇宙内でも宇宙外でも光輝き美しく生きていけることが見え、わかりました。生きる基本は周りがどうかでは当然なく、環境がどうかでも当然なく、自分の生命が宇宙の中心であるか否かであるということがそのままわかります。宇宙を見ている感覚はとても自由で豊かで楽しいです。地球内のことはどうでも良いということがよくわかりました。どうでも良いという言い方は投げやりな言い方ではなく、どうであっても問題ないという意味です。自分自身が宇宙の中心であれば、何も問題にはならないからです。どちらかを選択することよりも、自分の生命がどうであるかよりないということがよくわかりました。すると先生の生き方も宇宙の外から見るとよくわかることが嬉しくありがたく、無我夢中で演奏をお聞きし、見える光景、図形を見、理解できることが楽しくてたまりませんでした。
第2部は「化身」
「ここでの意味は、体内に育まれている聖なる命が現れ、今までの己を徐々にであっても新たなあるいは新たに人類のはじまり、新たに人生をはじめる生きる身のことです。」
開演直前に、舞台袖で、先生は「化ける」とおっしゃいました。最初は聞き取れずに、音だけで「バケる」と言いました。オンの意味は「化ける」とわかった時、嬉しくて心が浮き立ちました。化けることを楽しみに演奏をお聴きしました。母の胎内に発生した瞬間の光は、メッセージに表していただいた「胎内に育まれている聖なる命」と受け止めました。真の自分を表す光が、様々な神々に出会い、ふれあい、神が姿を変え、変幻自在に動くように、私の光も神と出会い、様々に現れました。真の光は神と出会い、現ると感じ、武者震いが起こります。生命に内にガルーダが現れました。神の鳥を閉じ込めていたのかと案じました。飛び立って欲しいと願いました。以前、東北センターのオープン記念コンサートの時に心臓が苦しくなり、心臓の発作かと感じ、倒れる前に先生に言わなければとだけ思いながらも、コンサート中ですので、とてもお声をかけれずに苦しいままにいました。いよいよ倒れると感じた時、心臓から蒼い鳥が音を立て、胸の扉をこじ開け、飛び立ったのです。心臓も胸もいっぺんに楽になりました。この経験を思い出し、ガルーダが飛び立つことを心待ちにしました。飛翔する光景を描きながら待ちました。神の鳥は飛び立とうともせずに、見ようによっては知らんぷりです。飛翔することが化けると思い込んでいた私の願望なので、幻想を見ていると思うようにしました。が、目を閉じると神の鳥が見えるのです。受け容れるよりなく、そのまま演奏を聴かせていただきました。神の鳥が体の内に何羽も見えるのです。全て飛び立てずにいます。この先どうなるのかと案じました。先生は「化身」というメッセージで私たちが化けることを経験できるように渾身の演奏をして下さっているのに、飛び立てないことに困惑しました。現状を受け止め、ひたすら演奏に集中しました。蒼い風が吹きます。高句麗の地に吹く風です。縦横無尽に吹く蒼い風が大好きです。心地良く、「生きている」と実感でき、なんでもできる気力に満ち、最高です。蒼い風に乗り、鳥は羽ばたきました。何羽も続いて風にのり羽ばたきました。胸ひらき、共に喜びました。願望では身が重く、飛び立てなかったと苦笑します。大いなる働きかけを受け、そのまま動けば一気に飛躍できることを経験しました。蒼い風、高句麗の地に感じる蒼い存在が突風の如くに吹き、空間が一気に変わり、私は再び宇宙の外にいる感覚となりました。変幻自在、自由自在となり、これほど生命が躍動することはありません。私は銀河系に輝く星となっていました。星に化けていました。驚喜しました。辺りを見回すと銀河にいるように川の流れのように星が輝いています。どこまでも澄んだ紺碧の空間に最も純粋な光が輝いています。銀河に飛翔できたようでとても楽しく素敵な経験でした。アンコールのアリラン的な演奏ではいつも涙よりありませんが、今日はふと気づくと、亡き母が側にいて喜んでいます。ふと気づけば亡き父も笑っています。亡き兄は、生きている時にわからなかったことを照れ臭そうに語り、笑っています。懐かしく美しい香りにさらにあたりを見ると東明王様までいらっしゃいます。ここはみんな居ると安心しました。たとえ、幻想であっても、自分で考えてもいない光景が見え、感覚的には現実と感じるこの経験はとても面白いと感じています。感覚は自由自在となり、宇宙の外から宇宙を見る感覚は見える世界も考える世界も大きく変わりました。こちらの方が多くの問題の答えを出していけるとわかります。そして必要なことを多く行っていけると考えます。六月の連続コンサートも東京での開催は今日が最後となりました。取り組まれたお一人お一人の人生を想います。ご遠方からずっと東京に滞在された方、新幹線や夜行バスを使い毎日通われた方、お仕事の都合をやりくりし、駆け足で駆けつけた方。。。それぞれの環境、立場の中で無事にご参加いただけましたことに感謝申し上げます。次は21日びわ湖ホール、迎賓館、そして先生のお誕生日23日は京都でのコンサートです。この先があることが嬉しくてたまりません。まさか宇宙の外から見るような感覚を経験できるとは夢のようです。ありがとうございます。
明日は(日つけでは本日)スカイロケットセンターにて「いだきについて」の講演会を午後6時から開催します。この講演会は先日のボランテイアミーテイングにて決まったことです。連日のコンサートにて感じていた大きく動きたい気持ちを表現すると、大きく動くことは魂が動くこととわかり、講演会を開催することが皆様とお話している内に自然と決まったのです。18日より時間がなかったので、それぞれの人が地元に帰りズームで講演会を開催し動員することとなりました。開始時間は少し懸念がありましたが、午後6時としました。その前に随分前からの用事が入っていたのです。この講演会は不思議な流れでどんどん人が集まってきます。結工房でも10名様が参加されるとの報告を受けました。働きかけを受け、行うことは良い動きが生まれます。今日になり用事があった先方様から時間を少しはやめてほしいとの依頼がありました。私も早めたかったので、喜びました。働きかけがある時はいつもこのように全てが進むように動きます。今日のコンサートでも経験させていただきましたが、羽ばたきたいとどんなに望んでも羽ばたけませんでしたが、風に乗った時に羽ばたけましたように、大いなる働きかけを受け動けば一気に飛翔するとわかります。心から感謝し、これからのコンサートに向かわせていただきます。ありがとうございます。
日つけが変わりましたので、本日のスカイロケットセンターでのビデオ講演会は開始時間が多少前後することがあるかもしれませんが、午後5時ごろから45位までさせていただく予定です。