KEIKO KOMA Webサロン

日本人


死中に活を求める、とはすごい言葉です。死中とは、死や破滅を待つ以外にない絶望的な状況を意味し、助かる道のほとんどない状況から何とか生きる方法を見出そうとする事、とありました。室町時代の剣術が百以上の流派に分かれているのは世界にも類を見ない事で、芸術と武術の差異がない剣術。受け身はなく、討つか討たれるかのどちらかしかない。日本の剣術に、日本の精神をみます。潔い闘いのように物凄いピアノの演奏で身体が熱くなり今も体感として残っています。芸術と武術に差がない、美しく強い動き、精神を身につけた本来の日本人の在り方を掘り起こしているかのようでもありました。
愛の本質では、家族でもパートナーでも全身全霊をかける本来の人としての姿、静かでありながら熱い日本人の精神性の高さを感じました。外側の意識や言語のうるさい佇まいではなく、静かでありながら一本筋が通った生き方、その根本は愛なのでしょうか。愛の本質はやさしく澄んだ空間に身も心も安らぎました。

先週渋谷から始まったコンサート、12日間に渡る連続コンサート、応用コースをありがとうございます。連続コンサートに参加するだけですが、時間を考え、仕事や生活の仕方、人との関係について変化する日々が続いています。生き方が背中だけでなく纏う空気に露わになり、全ては自分に返ってきているのを見ます。連続コンサートでは、人として大人として、日本人地球人、はたまた宇宙人として、どう考え生きていくのか、その覚悟を問われているかのようです。魂を失い精神を失い、愛もなく自分の事しか見えなくなった状況下、コンサートで一つ一つ経験をさせていただき、本来の在り方は愛、精神とともにある日本人と教えられます。
世界の激動の中、いつ人は倒れてもおかしくない中、家族でその事を話しています。いつ死んでもいいようにとは以前から心がけていましたが、剣術のメッセージで更に見直します。コンサートに参加すればいいというわけではなく、メッセージを理解してほしいとの言葉が残っています。
明日は節目のアントレプレヌールサロンです。来週に備えつつ、家族で参加させていただきます。12日間ありがとうございます。明日からもよろしくお願いします。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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東京高麗屋にて
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4月25日以後のコンサートについて