日常の延長で病気は起こるとわかりました。
昨年の暮れに体調が崩れた夫は、一月に逆流性食道炎と診断され、薬を飲んでいました。ところが、体重は激減、嘔吐が激しくなり、二月中旬に緊急入院。胃がんでした。化学療法しか道はない状態でした。面会を許されたので毎日行き、身体を拭き着替えを手伝い、CDをかけて過ごしました。ステントを挿入し食べ物が通る状態を作り、点滴がはずれ、流動食になり、良い方向に向かい始めた頃です。コロナウイルス騒動で、面会が週2回になり時間も30分と制限されてしまいました。頼みの綱は先生のCDと考えていましたが、夫に拒否され病院にCDを置くことができませんでした。あっという間に点滴に逆戻り。再度ステントを追加したのですが、腸の動きが悪くなっていると言われました。体力が落ちてきており、毎日行けないことがとても辛い日々です。家でできることは、24時間先生のCDをかけること。夫の所に届いてほしいと念じながら。夫が世話していた草花や野菜に、話しかけながら世話をすること。私が元気でCDを持って面会に行くことと考えています。先生や高麗さんに出会わせて頂いたことが、どんなに有難いことかと思う毎日です。心よりありがとうございます。