日常に溶けこむ愛
ちょうどよい、
バランスの取れた巡りの中で、
キッチンラボへ行き、
お弁当を買ってくる時間が生まれました。
車で向かう道すがら、
先生の“味について”のお話を伺いながら、
その時間もまた、とても楽しく。
お弁当を二つ購入し、
一人はすでに食後でしたが、
家族三人で分け合っていただきました。
発酵食の極みと感じるほどで、
マンネリ化していた発酵食の摂り方のイメージが
がらりと変わりました。
お花見や、梅を愛でる折に
持参したくなるような、
可愛らしさと品をあわせ持ち、
ひとつひとつのおかずの味、食感
組み合わせ、配置にまで、
心尽くしが込められているのを感じます。
献立には記されていない、
にくい“隠し球”も忍ばせてありました。
まさか、
お弁当に入っているとは思わないものが、
今日という一日の中に、
そっと差し出されていて。
今日あっても、
次はもうないかもしれない。
そんな儚きものを詰めてくださり、
また思わず手に取りたくなる、
花魁の残り香のような余韻が残りました。
お弁当に、
このような表現ができるのかと、
心が躍りました。
とても美味しかったです。
帰り際には、
クッキーまで添えてくださり、
気づけば、完璧なフルコース。
日々の食事の手がかりをいただけたこと、
本当にありがとうございます。
