KEIKO KOMA Webサロン

新年を迎えたかのような経験


コンサート翌日の今朝は、目覚めた時に何もかもが満ち足り幸せです。いつもなら時間に追われて、慌ただしく家を出て出勤する時間ですが、時間の感覚が違っていました。どうするか考えたりあくせくと動かずとも、ぴったり合う感覚です。感謝しながらホテルをチェックアウトした後、京都駅に向かう途中で見かけた小さな花も、喜びに満ち溢れて笑っています。思わず写真を撮って見たら、写真に映る小さな姿からエネルギーが溢れ出ていて、更に嬉しくなります。今日の迎賓館コンサートは、何が起こるのでしょうかと向かわせて頂きました。

あれ程すごかった、昨夜のコンサート後の迎賓館コンサートですが、言葉がまったく何も浮かびません。寝ていた訳でもなく、ただひたすら身を置くしかありませんでした。休憩後に、先生が仰った「そんなに頭がいいんですかね。分かったって、何を分かったんですかね。」と問われた時、今の自分の状態を考えました。言葉に当てはめているのと、自分から生まれてきた言葉は、同じ言葉であっても違うのだと気づきました。アントレで仰った日本語のこと、言葉のことを思い出し本を読みたくなりました。その後の演奏は、感激で感激で今ここで、こうして先生にお会いしピアノを直接聴かせて頂けることのすごさに、感謝しかありません。手をクロスさせ右手で低音を弾かれる、あの大好きな旋律を何度も聴くことができ、堪らなくゾクゾクと生きている喜び、力が湧き起こります。この気持ちが言葉になるといいのですが、分かりません。もっと自分の言葉を磨きたいです。迎賓館は世界に伝播する聖なる場と、高麗さんが仰るそのコンサートに参加させて頂き、ありがたいばかりです。2日間の大きなコンサートから始まった12月は、既に新年を迎えたお正月のようです。ありがとうございます。

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ヤマハホールにて
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活きること
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マドレーヌのメッセージ