新天地へ
自主開催3日目のイベントにて、貸スペースに飛び込んできた人。何に興味がありますか?と聞くと「音」と。路面の貸スペースにて、4枚のガラス戸を開け放し、部屋の中のタペストリー仕様の青龍と、KEIKOKOMAセレクションの品々、コーヒーも見えるように展示し、ミニサウンドシステムを最大ボリュームで流し続けていたのです。演奏家のご紹介をさせて頂くと、わかるというふうです。私としては、閉店までの1時間半を一人で、3月11日のオンデマンドを聴いてイベントを閉めようと思っていたので、一緒に聴きますか?と尋ねる、とうなずかれます。大変お粗末ですが、スマホとスマホスピーカーで、一緒に聴きました。始まるや私の内面が豊かに反応します。その方が、一生懸命聴き、内面豊かに経験されているとわかります。いだきしん先生がお辞儀される時、スマホに向かい深くお辞儀され、拍手もされ、最後の手拍子も皆さんとされた時、良かった、そして嬉しい出来事です。感想は、今までの音楽経験と全然違うと言い、2部のチューニングでは、身体の中のあちこちで音が反応しましたと驚かれ、先生の年齢を聞きまたもびっくりされてました。その後1時間程店内の品々を見て感動、コーヒーを買って帰られました。京都コンサートをお勧めさせて頂きました。
3月2日、始まりのコンサートの翌日、生家のある街を訪ね、今は形見となってしまった母の腕時計を修理してもらい、新しい時を、母の魂共に生きることを心に誓いました。そして3月11日より新天地に行き動くと決めました。「3月11日」については、迷いなく、共に生き共に動くと決めました。
東日本大震災については、忘れてはならないと、毎年3月ころ、市の図書館にある、15本ほどのDVDを繰り返し見てきました。昨年は、大川小学校の裁判記録の映画も拝見しました。遠藤先生の姿も拝見でき、私としてはホッとしました。
昨年は、「9.11」に関しての裁判記録の映画も見、今年は「オッペンハイマー」も公開されます。どこまで真実かはわかりませんが、関心は持ち続けたいと考えます。
アントレプレヌールサロンでコーヒーをいただける事、「オー!」と叫んでしまった新しい革工芸を拝見できる事が楽しみです。いつも、まことにありがとうございます。