新たな時代
コンサートの晩は久しぶりに深く深く寝入っていました。翌朝職場に行くと女性たちは私の変化に気づいてくれます。先生や高麗さんにお会いした翌日は何も知らなくても私がキラキラしてると喜んでくれるのです。一方で言っても分からないのが男性で、そのような男性が組織の幹部にいることに嫌悪するのです。
女性であるこの身体はあるがまま美しいと
受け容れていただいて、
私自身、初めて女性であるこの身体を受け容れることができました。
それまでは心の中はいつも自暴自棄を繰り返していました。
受け入れられず否定し続けてきたこの身体が生まれ変わった瞬間でした。
なぜ大事にされない相手を好きになるのかの理由もここに明らかでした。
アフガニスタンの人々、タリバンの今後の方針や世界情勢がとても気がかりです。軍事的なこともそうですが、女性や子供たちの人権のために活動されてこられた方々の悲痛の叫びや今現在その真っ只中にいる方々の恐怖を感じると人ごととは思えず、私の奥に眠る過去の記憶と新しい生まれ変わる経験が交差していきます。国や宗教は違えど、同じ空間を生きる生命へ、新しく清められた空間の光が届くことを心に抱きます。タリバンのことが気になっているからなのでしょうが、今日は恐ろしい夢を見ていました。夢の中の私は過去自分がとった行為と同じ行為を取り、過去経験したと同じ苦痛を夢の中でも味わっていました。そして目覚めてから、一体何が起こっていたのか考えていました。
男性にとって都合の良い社会が作られ、男性にとって都合の良いように支配されてきた歴史がひっくり返る時、女性があるがままに美しいと受け入れられる空間が広がり、空間と一つに新たな社会を作る一人として生きる時、存在する意味、生きる意味があると感じます。