新しき日 歩みはじまる
先日も、
さくらホールでのコンサートを
ありがとうございました。
第一部では、
敬意を表して生きることが、
生きることそのものだと、
いだきしん先生がおられるその場で
ふと、生まれました。
第二部では、
徳を積んだ存在の境地を
ある瞬間から経験し、
畏れ多くも、
ここで生きていきたいと願いました。
あとから「敬意」という言葉を調べ、
そこに “距離” が含まれると知りましたが、
あのとき経験したことには、
隔たりは微塵もありませんでした。
すべての生命と、人と、
境を設けることなく、
ぬくもりがあり
やさしく澄んだ
透明な世界──
光そのものです。
その世界が
私の内奥に、
今も息づいています。
6月1日を前にして、
高麗恵子さんと同じ場に居合わせ、
新たな道と希望が
胸の奥から
熱く湧きあがっています。
共に創る
新しい時代のいのちの営み。
「いだき」をお伝えできること、
この上ないよろこびであり、
光栄です。
いのちの奥底からみなぎる力と、
深い感謝と共に、歩み出します。