新しい環境
昨日から新しい職場に入りました。とてもきれいな建物で驚きました。夜は夕食の後いつのまにか眠ってしまい、真夜中に起きだし、お風呂に入り、やっとオンデマンドの福井高句麗伝説をみることができ、どんなに嬉しいことでしょう。2011年10月開催の福井高句麗伝説の頃は、自分は福井の実家に身を寄せていて、毎日コンサートとコーヒーをどこかに伝えようと生きていました。敦賀は電車一時間で行く隣町なのでコンサートをお伝えしに時々敦賀の町へボランティアに行っていましたが、町の中を歩いているとこの地は温かくて安心するのです。この地で働こうかと何度か考えもしました。福井で高句麗伝説があるということを知り、福井の受講生の仲間たちが車で私の家まで迎えに来てくれたときは飛び上がるほど嬉しかったです。若狭の三方にある梅原猛監修の縄文博物館を周り福井の高句麗伝説に連れて行ってくださったこと、思い出します。敦賀に高麗さんがお越しになられ、海に沈んだ魂、隠された魂、隠した魂の報われない気持ちを詩で詠まれ、魂はどれだけ高麗さんがこの地に来られることを待ち望んでいたか計りしれないと感じます。舞台で牛頸紬のお着物を着られた高麗さんは光に包まれておられ、若光王様がそこに立っておられるようでゾクゾク鳥肌がたち、時間が止まっているように感じました。若光王様の神とともにある精神はそのまま、今の高麗さんにそのまま継承され生き続けておられるのを感じ、若光王様の時空をこえての到来に身がひきしまります。高句麗伝説の開催により、福井はすっかり変わってしまった、と感じます。全国津々浦々、ドサ周りをこれからされるとお聞きし、日本全体が元気になっていくことに希望が生まれます。自分は今の仕事をしながらであっても、やりたいことを進めていけるよう、計画をたてていこうという気持ちが生まれます。この日は同じ仕事仲間となった方に盛岡の方がおられ一緒に途中まで帰る中、コンサートチラシとコーヒーを差し上げ、高麗さんのこと、盛岡でのコンサートをご案内できましたことにいのちは喜び満ちます。ありがとうございます。