新しい時代へ

いよいよ新しい時代へ突入した人類史の今と知り、体験させて頂きました。一昨日は滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールにての『高句麗伝説』コンサートに参加させて頂きありがとうございました。JR大津京から会場までの歴史ある土地や豊かな自然、山並み、街中につながる湖面の美しさを感じながら歩く道中は夢中でした。会場に到着でき、自分の知る地点と地点はつながり線になる感覚は途轍もなく好きです。全国、全世界を歩きたい夢は広がります。

会場で初めてご参加頂ける方々とお会いできました時は、お越し頂けましたことに胸溢れ、感謝のきもちで一杯になりました。久々にお会いできる方々とコンサートを通じて，コンサート会場でお会いできることはロマンチックな巡りを感じます。会場に入り、すぐに沢山の方々で一杯の様子を見て驚きます。人が多く集まる活気と熱気に溢れ、躍動するいのちが集っているようでした。会場に展示されている心模様タペストリー、高麗さんの笑顔のお写真、高句麗の堅強な石垣のお写真にお迎え頂きました。高麗さんのお誕生日お祝いのお花の鮮やかな輝き、かわいらしく、踊っているように元気で美しく咲く姿に目を奪われました。開演時間直前に到着予定の方も無事にご到着され、席に座り、全ては水が流れるような巡りに感謝して開演を迎えました。

前日の京都府立文化芸術会館にての『高句麗伝説』コンサートを経てのびわ湖ホールでの高麗さんの詩の朗読は打って変わってのエネルギーの顕れを感じました。始まりの映像、音楽、いだきしん先生の佇まい、高麗さんのお声からは、戦いや悲しい人間の歴史を嘆き、そして豊かに生きられる人類史上唯一の生き方、前へ向かっていく生き方を感じました。和太鼓の場面は美しい演舞の姿、男の姿、演武という感じを受けました。終わってほしくない、名残惜しい気持ち、いつまでもかっこいい太鼓を叩く姿をを見て、聞いていたい気持ちでした。高句麗琴、エレキギターと続き、エチオピアや南アフリカにてのコンサート開催の巡りや活動の偉大さ、本音が実現していく人生を共に経験させて頂きました。シンセサイザーの音は宇宙と通じる音に聞こえ、様々な種類のサックスフォーンのご演奏、息吹そして高麗さんがいのちひとつで顕される好太王様、東明王様の迫力、悲しい人間の歴史への嘆きから平和への願い、戦いの世での強さを感じさせて頂きました。戦場で好太王様に出会ったら敵も味方もない、共に生きていきたい君、永遠に共に生きていきたい君のシーンは思い出す今も魂震えてなりません。心身安堵し癒されるラストシーンに平穏、平和な世界を経験し涙します。お子様達からのサプライズの花束贈呈の場面とアンコールでのお父様の詩の場面では、子どもたちの未来をつくり、いのち生きることを身体で本音で分かり誓いました。初参加の方々とコンサートを共に経験できました喜びを胸に一緒に帰らせて頂きました。共に歩む未来、共につくる未来へと。ありがとうございます。

西裏玲