新しい時を生きる

NPO高麗 迎賓館にお招きいただき、誠にありがとうございました。

天気予報が突然変わり、見事な秋晴れに恵まれた事を、共によろこんで下さる美容師さんから聞きました。京都駅では、バスを待つ私達と記念撮影がしたいとのリクエストに応じること数回。気持ち通じ、内面の輝きもきっと写るでしょう、マーブリングに表る世界が、あなたの街でも永遠に生き続けますようにと祈りました。

高麗恵子様に最高のお出迎えをいただきました。月に一度、髪をセットし礼儀正しく伺わせていただく場があることにとても感謝しています。先生がお作りになられた器で“お浄めコーヒー”を頂くひととき、心身清まり、聖なる館に入らせていただく準備が万端となります。
第一音から涙溢れました。初めてピアノを聞いた時の、音もメロディも記憶にはなくとも、生命は明確に覚えていることがわかりました。人間が作った時間、生命を縛り合う時間から解放される尊い時です。愛にみたされ至福の時を、連なる魂と共に過ごすのです。今在る真。生まれ、出会い、集う。只事ではないことを、今日もより深くわかるのでした。
御話の前から、言い表しようのない不思議な感覚に戸惑っていました。あえて言えば、進化した肉体に変わらない頭が付いているような、です。観察している表現でとどまることは命取りです。生命の中心に在る愛あらわし生きること、動き続けること、それが答えとわかります。
ずっと聞いていたい御話は、テーマは朱蒙様、と驚喜の展開にて終わりました。第一音、第二音、聴いたことのない響きや音色は今も胸に鳴っています。忘れられぬフレーズがあります。真の王に出会いたくて、探し続けた時は終わり、連なる魂共に、今出会えている奇跡を表現する人生にすべきとわかります。
比叡山から京都へ向かう道中、なんども歓声が上がる車内でした。最初に見た夕焼けは、やさしくて、女性の微笑みのようでした。次には歴史的な、圧倒的な夕焼け表れ、生涯忘れ得ぬ光景となりました。強く美しく逞しく、山々と雲のシルエットとオレンジ色の光は絶妙です。大自然の美、そのもののように美しい人間が増えることは、次世代の希望となる、常に愛と希望を感じられるように歩く事、今はそれが必要とわかります。
「本音で生きて下さい」講演会、ビデオ講演会収録に参加させていただき、益々、対象化した意識は一刻も早く無くしたい気持ちになりました。生まれ育った地域での暮らしに希望はなく上京し、高麗様と先生が出会われるまさにその時から東京に住んだ巡りも大変不思議と、あらためて驚きます。「即断、即決、即実行」との御言葉が合言葉となり、未来未来へと向かうよりなしとわかりました。そして自分が感じている以上に人類、特に日本も危機にあるとわかり、“向かうよりない生命”そのままで生きようと心に誓いました。
尊いという言葉では表しきれない１日を、真にありがとうございます。