新しい扉の向こう
どんな大河ドラマよりもリアルな歴史の大ロマン。過去、現在、未来、全て今にあり、今にある愛を、はたらきかけを活かし、生きることで過去も未来も変えていく。そんなまっとうな在り方を経験させていただきました、高句麗伝説をありがとうございます。
11日は、赤ちゃんと自分用の部屋にサウンドシステムを繋ぎましたが、12日は、家族のいる居間に繋ぎ視聴させていただきました。父も母もこれをわからなければきっと元気でいられなくなってしまうと。
別にテレビを見たくて見ているわけでもなく、ただ、放送しているから、見ているだけという状態なら、そこに新しい生命見出す映像があるべきだと考えます。
高句麗のまつりの音も詩も、初めてお聞きしたように感じました。実際初めてだったでしょうか。こんなにも神聖で温もりに溢れ、なんだかとても懐かしいリズムに、『あの頃に戻ったよう』と空間に体の溶け込む歓び。人間にとりそれが当たり前のことだった、温かい時。漫画やドラマ、映画などの名作に感動し心動かされる時以上に、一つの歴史物語の中にバーチャルに入り込み、ひとつひとつ一喜一憂し。王が五女山の夢へと再び向かわれる姿に勇気を植え付けられるように、我々一人一人もそれぞれの、それでありながら一つの夢に向かい変わり続けて行く。
終了後、去年亡くなった祖母の写真がキラキラ輝いて見えました。ちょっとだけご飯を残す祖母の叔母も、おばあちゃんも、もう少し後に生まれていたら、きっとすごく生き生きと生きたのかもしれないけど、今きっと一緒に居てくれているのも感じます。