新しい宇宙に於ける存在

府中でのコンサートを有難う御座います。
前日のアントレがあり、地球環境のこと、子供たちの未来を自ずと考え臨みました。
純粋悪という言葉から明らかな悪と良さそうに見える悪とがあることを分かり、純粋悪は当たり前に紛れていることを胸の痛みに感じます。私たちの命が純粋悪をも寄せ付けない命になるということから最も厄介な悪を根絶やしにと戦って下さり人間が生きていける環境が創られていることをわかる経験でした。
悪が片付けられていくピアノの先に、新世界始まりの音色が聴こえます。悪と無縁な世界が開かれ、生き始めます。
二部では日本人にしか分からない日本の魂を感じ感謝でいっぱいでした。日本の魂の源にある高句麗の存在がピアノの音に現れて聴こえ、敗戦の歴史まで癒されていくようにじっと聴き入る無数の魂を感じました。最も大切な魂を感じる演奏から、新しい宇宙エネルギーを経験しました。沢山の課題と、乗り越えるべき環境の問題があるなかでこのエネルギーに触れたなら人類は生きていけるという力を得ます。初めて触れるどこまでも軽やかな美しい音に、新しい生きる世界を経験するのです。

SDGsの世界共通の目標を読むと、いくつかの項目は講座で特に深めて良く考えられるようにして頂いて、世界的に生きられるよう様々な事を日頃から教えて頂いている事が分かり感謝に満ちました。「いだき」のご活動はこれらを包括するお仕事であると改めて分かり、自分たちもスタートし当たり前に表現し共通の目標を多くの人と実現していく事と考えます。エシカル消費という言葉が以前から心にあります。若い人も受け入れやすいこの概念が広がりつつあり、人が物を選ぶ基準が変わってきたことは、犠牲や矛盾、環境破壊のないNPO高麗発のコーヒービジネスをさせていただいている者としてはチャンスと捉えていました。17のゴールからすると何を考えてもまだ一端ですが、全てを包括出来るように考えていきます。明日からの異常気象の暑さを見てもただ暑いではなく考える事が始まりました。今まで以上に、自分の経験に留まるための出会いでは無い出会いや経験を子供たちの未来に繋げていきます。

新しい世界内での存在が明確になり、揺るがない美しさが新しい宇宙エネルギーに通ずることをピアノの音の行方に経験させていただきました。同時に、日本は世界の要である美しい国であり魂と分かります。
このような時を設けて頂き心より感謝申し上げます。