新しいはじまり

「ではまた明日」と先生がおっしゃった時とても驚くほど、あっという間の２時間でした。「死について」に参加させていただきありがとうございます。開演直後より、NPOいのちではじまるデイサービスや先生が始められた特別養護老人ホームのお仕事、先生の人生の事をお聞きでき感謝申し上げます。
「ケア」それも最高のケアを受けた事が有る尊い人生ですので、どのような仕事、場面であってもケアできる条件は整っていると考えます。父が亡くなり５ヶ月程となりました。先生のおっしゃることが身に沁みわかり、今後の仕事に活かし、世の中に役立てていきたい気持ちよりありません。長年、葬儀の事前相談もお受けしてきておりますが、人が「死」に真正面から向き合うことほど「生」を深く考えられることはないと知っています。いだきしん先生に学ぶ「死」は桁違いに奥深く、尊い事であるとわかります。このような、他では聞けない、経験を伴う真の話を先生から直接お聞きできます一人ですので、もっとしっかり生きなければという気持ちになります。そういえば、先生と出会っている自分との事前相談により、予想より長く生きられた方々が多いことを思い出します。「死んだ時のことを相談に来たのだが、まさか生きる話を聞けるとは思えなかった。すごく希望が持てた。」と初めて喜んでいただいた時は驚きましたが１度ではありません。私が何か話せるはずもなく、ただ気持ちのままに、いだきしん先生、高麗恵子様に出会った人生、感動をお話させていただいただけです。葬儀がきっかけで、いだき講座やコンサートに参加される方がおられることは最高のよろこびであります。いつどのような出会いであっても常に「伝えるチャンス」ばかり考え実行して参りました。と書かせていただき、それは考えというより狙っていたと今ここで気付かせていただきました。苦笑し、改められますことに感謝します。余計なことをどんどんやめて、一気に能力、知力、体力、感性・・・精度も上げて、何もかもを高めていこうと気概に溢れます。「死をもってこの世の時間は終わる」との御言葉を重く受け止め、新しいはじまりとさせていただきます。

16日開演前に収録して下さった高麗様によりますビデオ講演会にも素晴らしいお話がございました。「魂」あるかないかを基準にしようと決めただけでまた新しい人生のスタートを切れた気持ちで感謝申し上げます。

言葉にならぬほど凄い２日間「高句麗伝説」の翌日でしたが、先生はすでにどんどん先へ行かれていて冒頭少し反省しておりました。先生と同じ「時間」で生きる時、真に健康で、日頃から能力も上がる連続になると考え、目指します。そして貴重な生きる時間を経て「ジェンダーをめぐって」に参加させていただきます。

ありがとうございます。