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救済


男性社会と女性社会をいかに今の時代に融合させて未来にむけて新しい社会、世界をつくっていけるか。
マックス・ウェーバーのことを書いた本を読み進める中でキリスト教社会や西欧社会やドイツがどのようにして男社会をつくってきたかという一端を見ました。
ウェーバーの女性観は学問にも投影された。K・ランプレヒト『ドイツ史』が J・J・バッハオーフェン「母権」論(古代の女性支配説)を援用したことを、ウェーバーは「馬鹿げた過大評価」だと一蹴した。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の「精神」」第一部でウェーバーは、女性労働者、特に未婚者は(篤信者は例外として)後進的・伝統主義的労働形態をよく示しており、労働の合理化や知識の習得への意志も能力も欠いていると述べている。
「儒教と道教」には、大衆仏教の「特に女性の感情面に訴えるような、書物を用いない性格」が中国の後宮では好まれた、読書人の伝統的仇敵たる道教の魔術師が宮廷に入り込む経路は後宮や宦官で、女どものヒステリックな興奮や迷信・奇跡への傾倒が国事に介入するのに抵抗したのが、ローマ精神に似た男性的、合理的で冷静な儒教精神だった、という表現もある。
そんなウェーバーも闘病体験時には1898年8月4日、ボーデン湖畔から妻への書簡で、これまでの自分には人間味が欠けていたと反省を口にしている。
男社会が道教に負けるよう、もしくは女性に融合していくような潮目を感じました。
「超自然的な存在や力、もしくは自己の精進や努力によって、生理的な病や心理的な苦痛から脱却すること。」
「究極の救済」としての「愛」を経験すること。
「内面的に深く、宮殿の奥の秘密に到達するような、同時に全方位の広い空間、全生命圏と交わり、限りなく美しい経験」をすること。
ありがとうございます。

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