持続する幸福感
かけがえのない尊い経験と時間をありがとうございました。
いだきを始めてくださるもっと前から一貫して未来を見据え先駆的に生きてこられた先生の存在が日本に輝いていたから、その輝きに可能性を見、希望を抱き、生きる方向性を見出してきたのだと感じ感謝と感動で胸がいっぱいでした。当時日本で一番福祉が進んでいる言われた武蔵野市をめがけて父ははるばる上京したことを聞いています。東京に来ることになったご縁と巡りを父から聞くと、私からすればそれはまるで先生と出会えるように来たとしか思えない不思議なご縁と感じていました。やはり間違いなく、先生が日本初の仕組みを作ってくださっていたことを父は見、その輝きをめがけて東京にやってきて、私は生まれたのだと確信しました。苦労に苦労を重ね、苦労で死んでいった先祖の魂も私たちもやっと報われて幸せに生きていけると感じ胸がいっぱいでした。私が生まれた家庭は幸せとは程遠い環境でしたが、このままでよいはずがないとお腹の底から力が湧いてきました。家庭での幸せや大事な家族の幸せを犠牲にして人のために生きることは根本的に間違っていると気が付きました。自分の中に欠如した感覚はまさに持続した幸福感であると感じました。最近は生きることが辛いという感覚は消えましたが、それでも生きたいという気持ちはあまりなく、生まれてしまった限りは生きなければならないという義務感と重圧を感じていました。前に進んでいる体感はあるもののやっと一歩一歩歩いているようで、停滞したり逆行していない分よいと思うのが精一杯でした。今日の講座の中で幸福感に満ちると、それまで感じていた重みはいっぺんに消滅していました。幸福感がなく、目的意識だけでやろうとしていたことの間違いに気が付きました。幸福感の一番の元は家族であると感じ、家庭に持続する幸福感が満ちていて初めて社会に貢献していけるのだと感じました。持続する幸福感の欠如したこのままでは想像を絶する未来は実現できないとはっきりと自覚しました。子供のころから生まれたことを嘆く癖があり、最近はその時の感覚を思いだすことが多かったのですが、本来生命は見えないところで未来をつかみ、未来に生きていけるように働いていることを感じ、それを忘れて嘆くことは自分勝手で愚かなことと感じました。家族の幸福感が増して、初めてまっとうな人間関係を外でも築いていけると考え、向かう一歩が見えました。心よりありがとうございます。