抜けたし口

　日々、資本主義の包摂を経験しながら仕事をしている事を感じます。
　白井先生のYouTubeでの対談を、見ました。資本主義のお話が聞けて、きちんとご著書を読んでない段階ですが、いだき先生がお話くださったので、理解できると感じました。
　職場で感じる、能力が落ちれば捨てられる感じや、同僚は、結局のところライバルなのかとか、競争社会は、資本主義だから、必然的にそうなるのかと、感じます。先生からお聞きして、初めて知ったフォーディズムのこと、個人の生活まで監視するシステムがあったことに衝撃を受けました。資本主義に慣れてしまい、明日の仕事のために、必要な家族の会話でさえ犠牲にして、仕事に備えることが、そのような歴史があったのかと、驚きました。いだき講座に出会える前の生きにくさ、絶望感を思い出すような最近の自分の状態です。真っ当な生き方、ど真ん中で生きることを目指していますので、先生、高麗さんにお会いできたことが、この上ない幸せと感じております。
　今続いている戦争は、人ごとではないこと、ぼーっと生きてきた自分が、変わっていけて、本当にありがたいです。真っ当な人間として生きることが、本当の生きる喜びと感じます。
　抜け出し口を、誠にありがとうございます。