扉が開く時
昨日は、高麗恵子講演会 本音で生きて下さいを コンサート前に開催して下さり、ありがとうございました。
高麗さんが本音を語る時、自分の内に在る閉まっていた扉が開き、忘れていた風景と、押さえてきた気持ちが流れ出てきます。
2011.3.11『東北の復興なくして、日本の未来はない』という高麗さんの本音をお聴きし、私は、2011.4.1の宮城県女川の風景が目の前に現れました。実家が流された仲間に 初め断られましたが、「水くさいこと言わないで」と泣きながら言って、お米やコーヒーや先生のCDとデッキ おもちゃを積んで、仲間と女川に行かせてもらった時の光景です。自然の圧倒的な力、生死を分ける一瞬の運、その人の生き方だけでは説明できない抗えない大きな力と、限りある人生を目の当たりにしました。その時は、高麗さんからいただいたコーヒー豆で、炊き出しするのが精一杯で、自分が何感じてるのかも分からなかったのです。
高麗さんの本音で生きて下さい講演会をお聴きし、自分が感じてたことを思い出し、先生に出会えた自分はどうすると問われていると聴こえました。
今の時代 日本に生まれ、先生 高麗さんに出会えましたことを、無駄にはできません。ありがとうございました。