感謝
おはようございます。どんなときも瞬間瞬間必要なコンサート、講座を企画、開催いただきありがとうございます。
昨日の比叡山への道のりは、緑がまぶしいほど美しかったです。迎えいただく際の高麗さんの輝くような笑顔、そしていただくとまさにお浄めと感じるとびきりのコーヒーを頂戴でき、ただありがたいの一言です。まるで光を身体にいただいているようです。また、行き帰りに大変な山道をたくさんの方を乗せて運転くださる有志の皆様にも感謝しかありません。おかげさまで素晴らしい経験ができます。
ここのところ自分の頭の中に常に限界というか枠があるのをまざまざと感じています。このまま死んでしまったらどうなるのだろうとむなしさや恐ろしさ、これこそ地獄というのだろうかとも感じます。演奏を聴かせていただきながら、お前の頭は何のためについているのかと感じました。首の後ろが熱くなり頭に上がっていく感覚がありました。できない、不可能、あきらめのような枠があり、それを嫌だと感じながらもそこにとどまり続けている感覚です。生まれる前から働きかけてくださっている愛の存在がなければ先生や高麗さんに会えなかったことは明白です。その稀なる幸運を活かせずして、どうしてこの人生を全うできるのか。人間になりたいという強い気持ちをどうするのか。同時に、頭をしばる色々な物の後ろでそのほうが都合が良いという力もあることも確かにわかります。亡くなっても使われ続けてしまっているのも感じます。結局はこの幸運に出会えた一人一人がどうしていくかなどだと感じました。
コンサートの中には全てがあります。平和とはこのような状態なのかと深く感動します。ほんとうの平和を経験せずに平和をなしていけるとも思いません。
ほんとうの愛を経験として身体でわかる人間がこれからを創っていくのです。今日もコンサートに向かわせていただきます。
今日の日があることをさらに感謝いたします。後藤美香