感謝

19日のコンサートにて、素晴らしい経験をさせて頂きましたが、時の流れという観念、という言葉の意味が正直よくわかりませんでした。

翌日、綺麗な空間にて、人の笑顔に触れ働くことの豊かさを感じた時に、ハッと気づきが生じました。時間を限定的に捉えていたことにです。

時間は有限で、死ぬまでが時間だと考えて視野が狭く焦っている状態でした。

時間は大切ですが、生きている状態によって、その内容は随分変わります。同じ時間でも、コンサートで経験する2時間は大宇宙と身体の交流を感じるような生命洗われる時間となり、深く豊かな時間となります。単純に時間でなく、どのように生きているかが大事なことでした。

大きな間違いに気づいた時、豊かさを感じられる今の環境に深い幸福を感じました。時間に囚われて、目の前の幸運を逃してしまうところでした。

象徴的なのは講座2日目の経験です。過去に負った深い傷が、まるで時間を遡るように癒されてゆく経験。今迄の時間の観念ではあり得ないことと感じます。

続く20日のコンサート、第1部は日中の気づきに重なり、最初は頭の中が興奮して音をしっかり聴けていなかったですが、背筋を伸ばし耳を澄ませ演奏を聴かせて頂きました。上手く言えませんが、いだきに出会えて、いろんな働きかけの中で今素晴らしい人達のいる環境に居て、少しづつでも豊かさがわかり成長し、生かして頂いている感謝の気持ちに満たされて胸が熱く涙が溢れました。まだまだあまりにも未熟ですが、守って頂いていることも感じました。休憩中、首や肩はガチガチとなり意識的に頑張ってしまう癖はなんとかならないかなぁと感じていました。第2部では、感情的にならないように努め、演奏をお聴きしました。じっと耐えるような状態を経て、胸の内に豊かさが広がり、内面が豊かさで満たされると、頭や首が解れてゆくことが感じられました。豊穣な内面で生きてゆけば良い、と経験により教えて頂きました。

力を抜くこと学んでゆきます。

新しい生き方は、今迄の枠を超えて豊かな内面中心に展開するのでしょう。

感謝の心が深まる経験、誠にありがとうございます。