感性
三鷹市公会堂にてコンサートに参加させていただき、ありがとうございます。
感性と感覚の違いを1部のメッセージで教えていただき、物事を心に深く感じることの大切さを考えます。人がどんどん表面的になっていくことは日々の中で感じることです。教えてもらった言葉を使い、やれていないのにやれた気になる。現場と言葉が一致していない世界にいて、「深く感じること」は難しいです。高句麗伝説での先生の演奏、高麗さんの詩を聞くたびに、何を元にこのような表現ができるのかと、驚くばかりです。今日の先生の演奏を初めて聞いた方は、「楽譜が無い」のに何を手掛かりに弾いているの?と休憩の時にお聞きになられました。理由をお伝えしました。前にも何度かお伝えしてありますが、実際に体感すると聞かずにはおれなくなったのでしょう。頭や言葉で理解できる世界ではありません。後半は、自分がいだき講座を受けてから、白い霧の中でどちらも見えなかった迷子の城田から光を見出し、光のある場に身を移し、徐々に明るくなっていく体感がありました。本当のことに出会い、真に触れると心に光を取り戻します。そして本来の自分自身が明らかになります。1人でも多くの方にこの経験をしてもらいたいと感じます。いだき講座を受けた方はコンサートに参加することで、より深く経験していただきたいです。帰りは、3年ぶりにコンサートに来た方と食事をし、その中で「どんな風に参加すれば良いのか?」と質問されました。私は、なるべく頭で色々考えず、心も頭も何もないようにして音に集中します」と答えました。瞬間瞬間を生きている経験を、ありがとうございます。