KEIKO KOMA Webサロン

感動


東京での今年最後のコンサートは、人間とし最高の経験をさせていただき、感謝、感謝で一杯です。ドリームホールの大きな会場で人は広く距離を置きながら座り、ピアノの音はこの世の音ではなく、会場毎、異空間に飛翔する体感があります。ここは何か特別なある何かがあるとコンサートの開催を重ねる度に、その経験の深さから感じ始めていました。いつもどこで開催しても特別ですが、ここでならのある特別な経験をさせていただくのです。今日もその予感が的中しました。最高も最高。最も望む世界を先生が表してくださり、生きてこのような経験ができるのですか、と信じがたい程の光景を見せていただく先生の演奏に、深い感動に包まれました。

メッセージは畏れ多く、尊いお言葉です。今日も恥ずかしながら、歩くだけで胸痛み、やっと会場の楽屋にたどり着きました。先生にメッセージを読めば、良くなるとおっしゃっていただき、声を出して読ませていただきました。苦しみ、痛みはなくなり、光が注がれ、胸の内に「高天原」が現れました。素晴らしいメッセージをここに掲載させていただきます。

「別天つ神」音では、「コトアマツカミ」

「今月、古事記によりアメノミナカヌシ、タカミムスヒ、カムムスヒをご紹介いたしました。さらに、ウマシアシカビヒコヂ、アメノトコタチをもって天地開闢の時、すなわち高天原が存立し、さらに後に現れた二人の祭祀達により、高天原の祭祀者共同体が定立しました。アメノミナカヌシからアメノトコタチまでの五人の祭祀者は「別天つ神」と云います。古事記の神話は天空と地上からなり天空は高天原を核とします。天空と地上は時と共に様々に行き来し、相互に変容し整っていきます。天空における出来事は地上の有り様として語られています。我々の内面的魂、心にとどくのです。」

声を出すだけで内が浄められ、体も整います。「別天つ神」のお名前を声を出して呼ばせていただく時、全てが祓われ、浄められ、内面が澄み渡り、高天原が現れるのです。感動します。先生の演奏からは「別天つ神」が次から次へと現れ、それこそ昨日のアントレプレヌールサロンにてお聞きしましたそれぞれの資質、働きが現れ、魅入りました。私はわかろうと必死になる時、存在が遠のくことを経験し、大切な先生の一音を逃すことはあまりに勿体無く、全身を委ねると、聴く意識もわかろうとする意識も自分の生命を縛っているだけとは体でわかりました。ただただ、先生の音に全身を委ねる時、心地良く、内面が澄んでいくことがありがたく感謝に溢れます。一部の終わり頃に、右側の背中、首に冷気が降りてきました。それはそれは寒く、身が痛む冷たさでした。空調かと思いましたが、胸が痛み始めたので、目に見えないエネルギーと感じました。急に不安になり、次第に身が何かに怯え始めました。背中を伸ばし、先生の演奏に集中すると、背中に聖なる存在を感じ、胸の内に入ってきました。「高御産巣日神」とわかりました。12月16日に府中ウイーンホールでのコンサートメッセージに登場された祭祀です。「高くすぐれた呪的力能を自身の働きとし体現し事物や事象を生成させ勢いよく繁殖させるように作為する祭祀です」との先生からのメッセージが心に蘇ります。空間とこの身がひとつとなり、心地よさに包まれました。

第2部のメッセージは読ませていただくだけで素敵で楽しくて、生きていることの幸せを感じます。

「情景」

心にひびくこと?精密な心、魂にひびく原初のヤマトから続く神々の光景。神々とは云っても信仰の対象ではありません。正しいこととは神々と交流することです。交流する命を日々怠りなく。さらに美しいことはより優れた天の情景を心、魂が写し取り、命ととけあい、まわりの風景から神を見、新たに創るものに神からの命賜り、神と共に喜びあえる命。言葉は命」

 

なんと素晴らしいお言葉でしょう。「神々と交流する命を日々怠りなく。」が今後私が取り組むことと心しました。そして「優れた天の情景を心、魂が写し取り、命ととけあい、まわりの風景から神を見、新たに創るものに神からの命賜り。神と共に喜びあえる命。言葉は命」再び、先生のメッセージを書き記してしまいました。このお言葉以外にこの美しく素晴らしいメッセージを表現する言葉はないと改めて感じます。演奏される音は初めて聴く音でした。そして初めて見る世界でした。ピアノの音とは思えぬ、聴いたことのない不思議な音が聴こえてきます。私はもはや音を聴いている意識はなくなり、美しい光景を見ていました。ある時、白頭山の天池が見え、檀君が現れました。美しい光景でした。高句麗始祖東明王様の生命に光が宿る光景も見え、自分の生命の内に記憶とし残っていることがわかる瞬間がありました。魂震えるばかりです。聴いたことのない音の連なりに、魅入り、聴き入ります。この世の音とは感じられませんので、この世の音ではないのだと見える光景からも神の世界を表現してくださっていることがわかり、なんという光栄なことかと、畏れを感じます。音の連なり、交わりの中で、私は「え」という音の世界を初めて見ました。先生から肝臓の音とお聞きしていました。神ともお聞きしていました。あいの音が重なり、連なり、交わり、全体と溶け合い、全体となり「え」と聴こえました。武者震いと、感動とで無我夢中で拍手していました。終演でした。なんという素晴らしいコンサートでしょうか。「神と共に喜びあえる命」を経験させていただき、感無量です。神々と交流する命を日々怠りなく。。。を心に明日からも乗り切っていきたいと望みます。ありがとうございます。

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仙台高麗屋にて
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風のホール
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「高句麗伝説」第6弾