愛
本日は京都コンサートホールにてコンサートを開催してくださりありがとうございました。ライブ配信にて拝聴させて頂きました。東日本大震災から10年目。当日は数ヶ月前に開催のチラシを見た時から何か物凄いことが起こるような気がしてすぐに申し込みをした講座の日でした。前日が東京大空襲の日でもあり自身の誕生日でもあるので何かとても表現しなきゃならないような気がして参加させていただいたことを覚えています。あれから10年、宮古に住んでいる叔父は津波が家の中に入り込み2階にいながら愛犬と海の中にいて危うく生命を落とすところだったそうです。私は無事を祈ることしかできませんでした。けれど先生は多くの生命の支えになり、津波の襲いくる威力を吸収しているようにも感じられ途轍もないエネルギーを感じていたことを忘れられません。今日は朝からフラフラすることがあったり重く苦しくて調子が悪く、午後には座っているのも辛く苦しい状態でなんでだろうと考えていた時ふっと東日本大震災の起きた時間あたりでその影響なのかもと気づいたらコンサートがあることが奇跡のように感じられ大変ありがたくとても待ち遠しくなりました。たくさんの魂を感じ迎えたコンサートはピアノ、パイプオルガンの響により重く苦しいのはどんどんとけていきました。今日ほどたくさんの魂をリアルに感じたことがなかったので先生の演奏によって魂は軽やかになり、空間は浄化され透き通り広く豊かな美しい世界が広がり力が湧き上がってくる貴重な経験となりました。真にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。杉本亜以子