愛
迎賓館コンサート、応用コースをありがとうございました。
タブレットごしに参加させていただきました。
前回の東京のアンフィニから配信してくださった応用コースで、エデンの園のお話をしてくださり、原罪以前があったことをお聞きしたことが気になっていました。原罪以前、男と女は愛し合っていたとお聞きしたことがとても印象深く、またただ印象深いだけでなく、講座中突然腹痛に襲われ、そして最後に、愛を表現します、とおっしゃりピアノを弾いてくださったその演奏によって、見事に腹痛は消えていったことが、一体何が起こっていたのかと、ずっと気になっていました。
いだき講座二日目に愛を経験したことは確かなことなのですが、一方で男女関係になると、愛とは無縁の別物の何かに自分がなってしまう状態に苦しみ続けていることをある時から自覚する様になりました。そこに原罪は、大きく関与していることを過去のジェンダー講座での経験も踏まえて理解してきました。
いだきに出会い経験する愛は、何もないところから新しいものをつくり上げていける、そのもとなるエネルギーであり、先へ向かうパワーとしても感じます。まさに今世界中が経験しているコロナウイルスの感染拡大による社会や経済システムの崩壊や変化に参らず新たなことを考え元気に前向きにいきていけるか否かは、先生の仰る愛が実現できるか否かであると強く感じてなりません。人と仲良くできなければ、この局面で負けてしまうと感じコロナ発生の当初は焦りましたが、先生はずっと愛し合えない歴史を解決してくださっていることを講座、コンサートの度、その演奏を通じて感じ、実際にお会いできなくとも繋がり生きていけることで救われ続けてきています。原罪以前の状態をお聞きして以来、演奏は涙が出るほど生命に優しく染み入り、日常の中では人を大切にすることで自分の欲求をみたしていく幸せをわかってきました。
また未だ解決できない課題も如実に表れ、善、悪、正しい、間違え、それらの判断基準が自分の中に裁きの意識としてあることを自覚する場面がありました。愛のない「正しさ」とは一体何なのかと、自分自身に対して恐ろしくなり嫌悪感に苦しみました。人との関係の中に正しいも間違えはなく、愛があれば問題があっても解決していけるはずなのに、あまりにも根深く自分の意識に入り込んでいるものを自覚し、なくすことより乗り越えられないと考えていました。今はまだ答えの出ないことや解決できないことはありますが、状況が厳しくなればなるほど、空間は一番大切な愛を取り戻し、愛し合って生きていくことを目指して自分を変えていけるチャンスに満ちていることを感じています。最も自然な状態が愛とお聞きし、希望です。
心よりありがとうございます。