KEIKO KOMA Webサロン


第一部「間(あわい)」

漢字で「間(あいだ)」と書いて「あわい」と読みます。
境界がとけ、ゆらめく領域です。
新しい何かが生まれる生成の間(あいだ)。
「間(あわい)」は存在を生み出します。
「間(あわい)」は宇宙の呼吸ともいえるでしょう。
とけあいながらも完全に融合しない繊細な領域。
デリカシーを問われます。
デリカシーがなければあらゆる可能性を壊します。


第二部「間(あわい)の愛」

現代社会では、人間関係は即時、密着、同化を求めがちです。
愛とは無縁なのですが。
真の愛は相手を理解し尽くすことができないことで保たれます。
「間(あわい)」があるからこそ想像力がはたらき敬意が生まれます。
日本語では「あはひ」と「愛」は古語の「あふ」が両者の根底です。
つまり「愛」とは「あふ」ことから生まれ、
「愛」は「間(あわい)」に生まれます。
「愛」は宇宙に息づき偏在します。

久しぶりの御所南の高麗屋にて幻のコグリョカフェをさせていただき、ゆるやかに美しい流れの中で開催できましたことに感謝します。皆様の内面の詩を書かせていただく時、潜み、隠れていた事が現る事が多くの方々の内面に見え、すごい時を迎えていると感じ、迎えたコンサートです。メッセージは初めてお聞きする言葉でした。「あわい」とはと考え、聴かせていただきました。今メッセージを読ませていただいても何度も読み、考える深い内容です。ピアノの音はとてもロマン溢れ懐かしい音に感じました。あまりに美しく、心ときめく音なので、恋、愛を表現してくださっているのかと感じていました。タイトルが、「あわい」でしたので、あわいとは愛なのかと感じながら心地よい音楽に、心身ほぐれ、安らぎ、安堵しました。特に今日も後頭部が引っ張られているように感じ、巻かれたネジがほぐれていっているように感じました。これほどまでに外側のエネルギーに動かされているのかと感じ、今日も生命に負担がかかっている余計なものを解放してくださっている事が体をもってわかります。心身解きほぐされ、2部を迎えました。「真の愛とは相手を理解し尽くす事ができないことで保たれます。」との表現にも驚きました。愛はあふことから生まれ、間に生まれ、宇宙に息づき、偏在しますとは、素晴らしいことと感動しました。演奏からは愛を感じるばかりでした。愛を経験し、心身の歪みも解けていくことを経験し、ただただ心地よいばかりです。目に見えない世界では霊魂が光となり、蘇り、喜び拍手し、2部の演奏が終わりました。私の解釈かもしれませんが、私は間に霊魂や霊的エネルギーが入り、人との関係も神経が痛む事が多いと感じてきました。間が愛のエネルギーと変わった今日のコンサートの経験で、愛に抱かれ、生きていける喜びを感じます。人との関係も何かに分断されたり、心身痛むことはなくなると感じ、夢のようだと感謝溢れます。アンコールの音は目覚めよと爆弾でも投げ込まれたようなと表現が生まれる衝撃を受けました。何もかも変わり、愛に生きることに目覚めるよりない大迫力の素晴らしい音楽でした。深い感動に包まれました。地獄から天空まで旅したような、長い長い歴史を見たような体感となり、終わった時には遠いところから帰ってきたように感じました。表現された世界は多様であり、いくつもの次元を行き来し、「あわい」を経験させていただいたのだと感じます。これからは愛があわいとなると経験し、生きていくことが希望です。大変なコンサーとなりました。過去の衣を脱いだような体感です。新しい生命で生きていける始まりをありがとうございます。

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