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第一部 「古い出立ちで」

見たところD51よりも古い様相の銀河鉄道です。我々の太陽系はミルキーウェイまたは銀河系と云われる銀河の一部です。太陽系からワープして気が遠くなるほど遠くの銀河への旅立ちの姿にしてはただびっくりですね。当然ワープの繰り返しで目的地に向かいますのでこのような姿では出発する前に壊れるでしょう。ただ今回の旅程には、とても古きを懐かしむというプログラムがありますので、あえて昔の逞しいばかりのSLの姿になりました。
そうでありながら想像もつかないほどの安全な装備と、まだ地球上では発想もできない技術が沢山つまっています。ただ新しいものばかりを願うのがどうも地球上の傾向のようです。一度、古き感動的な、力強くも逞しいD51など思い浮かべてみて下さい。単に懐古趣味では一歩も前に進みませんが、意外と古い世界に今回の銀河鉄道のような、まだ見ることもできない発想豊かで新鮮な種が沢山あるとおもいます。
それでは出発しましょう。

第二部 「生命のはじまり」

生命のもとを訪ねての宇宙への旅立ちです。地球上では、初期の生命の化石記録や化学的証拠としては約35億年前のものです。さらに最も古い生命の証拠らしきものは約41億年前のもので最古の岩石で見つかった化学的「指紋」に基づいています。これら地球上の化学的な証拠といわれるものが、広大な宇宙の、特に銀河系の中にあるのではないかという見通しのもとに出発しました。「生命のはじまり」を探究すること、その過程で朧げながらでもわかってくることは、生きながらにして無言のままにはたらいている細胞やこの体内にある数えきれないほどの微生物たちが何で生きてはたらき続けているのかをわかっていく、とても大事なことです。普段、我々は自己のことを言葉によって生命のままにあらわすことすらなかなかできません。それならば、この「生命のはじまり」を探究する旅程で体内環境を何の脚色もなくそのままわかることが大事でしょう。ほんの一部ですが、この体内の環境の声なき声をあらわします。

コンサート前は、久しぶりに震災後にまわっていた場所に行きました。今日、今後の国創りの活動の為に下見に行った場所は、ここに拠点を創ると本音が生まれた川の畔の近くでした。京都文化博物館を設計された方が設計されたとても素敵な建物で作品展を開催する予定です。生命躍動し、わくわくします。通る道は震災後にまわったところですので、何処を見ても当時を思い出します。来月の七夕の日も盛岡でコンサートを開催します。9月にも予定しています。このまま開拓なくして迎えることはできないと考え、開拓の動きを創りたく、作品展を開催することにしました。震災後にご縁があった岩手県です。原点に戻り、ここから新たにはじめていく気持ちで本日のコンサートを迎えました。震災後はじめての先生のチャリテイーコンサートも今日のコンサートホールでした。あの時もこれから復興支援の道を作ると必死になり先生の演奏を聴かせていただきました。

今日も新しいはじまりのエネルギー満ちるはじまりでした。銀河鉄道の姿がリアルに見え、魂震えました。私が蒼い風と呼ぶ色の銀河鉄道はかっこ良すぎて、魂震えるばかりです。「古い出で立ちで」とのタイトルの如く、古い出で立ちですが、「意外と古い世界に、今回の銀河鉄道のような、まだ見ることもできない発想豊かで新鮮な種が沢山あると思います」とのメッセージが心に浮かび、経験できたのです。古から在り続けるものは、普遍的とわかります。時代が変わり、何が変わろうと、変わらずに存在を表し続け、輝いています。それでいて、ワープすることを繰り返しても、普遍的な芯にある古い出で立ちは変わらず、どんどん変化、変容し、様々な有り様に変わっていくのです。人間であればまるで化けるように、要であり中心であるものが変わらずとも、突然化けるのです。私はいつも化けたいと望んでいます。あることをやり続けていると、ある時、突然飛躍し、化けるのです。その日をいつも心に普段はひたすらやり続けていきます。今日は、何度化けたでしょう。こんなに楽しいことはありません。古い世界に発想豊かで新鮮な種がたくさんあるとはこのようなことかと感じる経験をさせていただきました。

第2部も芯であり要であり中心にあるのは愛です。「この体内の環境の声なき声をあらわします」とのメッセージをずっと心にし、演奏を聴かせていただきました。声なき声は愛でした。私は世界を変える為に生まれたと表現することがあります。生命の声は何々の為にはなく、愛よりありません。愛があれば、次元を超え、場を超え、自由自在です。多次元を自由に動いていけるのです。爽快であり、身軽であり、心何もなく、内面も何もないのです。愛があれば何かがたまることもないのだと初めて経験しました。愛はあらゆる次元に通じるのです。そして万物共通の中心です。何もなく、はじまりを感じました。ここからはじまります。ゼロ、ワンとはこの状態かと感じ、生命躍動するばかりです。盛岡の地でこのような経験をさせていただき、盛岡に導かれた人生を考えます。私には、震災当時、何故か岩手県の被災地より縁ができなかったのです。その後、山元町の岩佐様との縁ができ、結工房を創らせていただきましたが、はじまりは岩手県であったのです。今日は、コンサート前に行った場所で東北に来た原点に戻りました。今後の復興支援の道、国創りの動きが見え、うれしくてたまりませんでした。そして迎えたコンサートでは何でもできる心身を経験しました。天才とはこの状態かと経験しました。とにかくうれしく、躍動します。最高の経験でした。9日には仙台でのコンサートがありますことが楽しみでなりません。ピアノの演奏で銀河鉄道をはっきりと見、パイプオルガンでは銀河を旅していました。「生命のもとを訪ねての宇宙への旅立ちです」とのメッセージ通りでした。生命のもとは愛でした。愛は永遠の生を生きるもととわかります。大変素晴らしいコンサートの経験に興奮覚め止まずにいます。ありがとうございます。

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