KEIKO KOMA Webサロン


京都では講座を開催してくださりありがとうございます。
今年は年越しは家族と過ごしましたが、大晦日、元旦は仕事をし、今日も仕事へ行きました。つくづく仕事が好きだと感じます。私は今、長時間1対1で過ごす介護の仕事をしていますので、仕事は関係がベースです。その方とは4年くらいの関わりです。まだその方のケアに入り始めたばかりのころ、関係が硬直しなかなかうまくいかない時期がありました。相手は一歩も譲らず口調は激しい方なので、その方のパワーと攻撃力にかなわず辞めていく方が多い現場であります。当時私は硬直した関係を何とかしなければいけないという問題意識と解決する方向を考え、自分の関わり方を変えることを考えました。関わる時間を増やし、より難しい仕事を引き受けることを決め、自分がより高みへいくことを目指しました。そしてそれが功を奏してその方との関係はそこから急変し、今では問題という問題は感じなくなりました。相手を変えることはできないけれど、自分が変わることで関係が変わっていくことを学び、また同じことをやっても、信頼関係ができているかどうかですべてが決まることも学んでいます。3年を過ぎたころに、やっと一人前になったね、とその方に言っていただいたとき不思議と涙が出るほどうれしかったことを思い出します。そしてそれから1年以上が経ち、4年は過ぎたであろうと思いますが、今日、関わってから初めて、ありがとうという言葉をご本人からいただきました。普段感謝の言葉を口にするような方ではなく、一度も聞いたことのないその言葉に思わず涙がこみ上げました。私は咄嗟に絶対に涙を見せまいと繕いましたが、自分でも不思議なほど嬉しかったのです。その瞬間、ここから次のステージへ、より高みを目指し向かって行くと一つの決断が生まれました。
人の生活をお手伝いできることはとても幸せを感じます。100歳になる曾祖母の介護に出かけるときは胸がときめき、ちょうど黄昏の空に白く光る星を見つけ、幸せに包まれ感謝の涙が溢れました。食事を食べさせ、一緒に食事をする時間は輝きに満ち、恋が始まったようにドキドキします。数年前に曾祖母と当時同居していた親戚が講座を受講できたので、風通しがよくなり、私も中に入ることができる今があると感じ感謝しています。介護環境もよりよく整いつつあり、一日でも長く生きていてほしいと願う気持ちが溢れます。
昨日高麗さんが書いてくださった詩の最後にあった、自分 見つけ 生きるという言葉が胸の中になっています。愛が要であることも、自然の生命と一つにいきる生命であることも生命でわかっています。それをこれまで人に教えてあげよう、人にわかってもらおうとしてきたことが愚かすぎると感じます。愛を人に教えることはできないですし、初めから愛がなければ愛し合うことは成立しないことも自明と感じられます。愛のフィールドで生きることが大前提となる経験をした今、過去の間違いがこれ以上ないほどよくわかってきました。なによりも、自分が傷つくこと、自分を崩すようなことを平気でやれてしまう恐ろしい感覚と決別し、自分の生命を大切に、人の生命を大切に生きるスタートを感じます。子供のころから愛を探し愛する生き方を探し、14歳の時にいだきと出会い、講座2日目で生まれて初めて愛を経験し、講座3日目にそのことを先生に伝えたときその経験は相思相愛と教えて下さったことは永遠の真と感じます。もう一度ゼロから始めようと思います。

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高麗恵子スカイロケットセンターにて
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結工房より
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いだき京都事務所にて