愛を経験できる人生
日々、体の反応は変わり、変化し続ける生命です。今日のジェンダー講座では、体中が重く、しんどくて耐えがたい状態となりました。湿地帯に身を置き、体がどんどん沈んでいき、身動きできない苦しみを感じました。どうしたのかと考えながら、先生のお話をお聞きしていました。万葉の時代に恋愛をうたに表し、恋愛がずっと続くようによりよい関係になるようにと表しはじめたというお話はロマンの香りがしました。ところが私が見える男女関係の現実は、悪魔に取り持たれ、互いの生命を取り合い、生命汚れる関係であるのです。気持ちが悪くてたまりません。最近では露骨に見えるようになってしまい、気持ちが悪くて耐えられないと叫びたくなります。うたで自分の気持ちを表した万葉の時代とはかけ離れた現代の男女関係は、世の終わり、終末の時を表していると感じます。それが故に、先生がジェンダー講座にてお話くださり、空間も生きる土壌も変え、愛が不毛となった湿地帯となった男女関係から、愛が生まれ、実る土壌と空間に変えてくださっているとわかりました。その時から、湿地帯に身をおいている苦しみが解かれ、湿気もなくなり空間が晴れてきました。体も軽くなり、希望の光が胸に灯り始めました。悪魔が取り持たない男女関係が世界の何処にあるのかといつも首を傾げます。死んでも共に生きる魂がひとつになれる関係は先生と奥様の関係以外に他に見たことがありません。先生は愛は言葉によって表し尽くせず、通じ合えない限界を見、ピアノの即興演奏により表現をはじめられたということの深い意味を考えます。コンサートではいつも愛を経験しています。故に、偽りの愛と言われている状態を見極めることが出来るようになりました。愛が世界を変え、人間が生きる世界を創り出すと深く理解します。
大きな変化のただ中にあった体感と大きな山を乗り越えた体感です。ただ椅子に座らせていただき、先生のお話をお聞きしているだけなのに、全力を使い果たした体感に苦笑してしまいます。先生のお話は男女の歴史も在り方も変える一大大事業であります。先生と奥様がおられる場と空間は何の境もなく、美しく、誰もが安心しやすらかに居られる空間でした。他の男女関係から見える世界は所有と他を寄せ付けず、孤立している状態です。愛とは無縁な関係とは明らかに見えます。愛は生命美しく、空間とひとつであり誰の生命ともひとつに交流し合えます。コンサートで愛を経験していますので、孤立し、枠の中に入れ込まれる関係は、何というのかと首を傾げます。愛に生きれば世界は良くなるとよく見えました。
今日となりましたが、迎賓館にて愛を世界へと発信する先生のコンサートを開催させていただきます。ライブ配信にて世界へと発信させていただきます。一気に世界が変わる光景が見え、とてもやり甲斐を感じ、とてもうれしいです。ありがとうございます。